雨の日が続いて洗濯物が乾かないときや、自宅では洗濯できないものを洗うのに便利なコインランドリー。まだ一度も使ったことがない方もいるはず。

そこで今回は、コインランドリーを使う際に必要な料金や時間をご紹介。自宅の洗濯機を使用する場合と比べたメリットもお伝えします。

自宅の洗濯機とはココが違う!コインランドリーを使うメリット

乾燥時間を短縮できる

コインランドリーにあるコイン式ガス衣類乾燥機は、自宅用の洗濯機に比べて10倍程度の力で洗濯物を乾かせるのが特徴。その理由はガスで燃焼した温風によって乾燥させる仕組みにあり、一般的な家庭用の洗濯機よりも洗濯物を素早く乾燥させることができるのです。

また、大きなドラムの中で乾燥させるので、衣類にシワができにくく、ふっくらとした仕上がりになるのもメリットです。

ダニ対策や脱臭効果も期待できる

コインランドリーのコイン式ガス衣類乾燥機は、熱風の力によってダニ対策や脱臭効果も期待できると言われています。

他にも、熱風で菌を殺す「殺菌効果」、ホコリを取り除く「ダスター効果」などがあります。そのため、普段着やタオルなどはもちろん、布団や毛布の洗濯もおすすめ。特に布団や毛布は、コインランドリーのコイン式ガス衣類乾燥機にかけるだけでもダニ対策によいとされているので、ぜひ活用してみてください。

営業時間が長い

コインランドリーの多くは、朝早くから夜遅くまで営業している店舗が多いです。そのため、仕事や育児でなかなか洗濯ができないという方にもピッタリ。最近ではインターネットでコインランドリーと検索すると、すぐに近くのコインランドリーが検索できたり、近くのコインランドリーの稼働状況が分かったりするので、検索してみてくださいね。

カーペットの乾燥にも最適

コインランドリーの乾燥機を使用すると、ドラム回転により、カーペットの毛足の元に溜まった砂や髪の毛などが効率的に除去されます。

カーペットを干して、ふとんたたきで叩くと砂や砂埃が取れるような効果を簡単に得られるのもコインランドリーを使用するメリットです。

コインランドリーの料金相場

洗濯機のみを使用する場合

約300~500円(約5~8㎏の洗濯物)
※一人あたり3日分の洗濯物の重さの目安は5㎏です。

乾燥機のみを使う場合

約300~500円

なお、コインランドリーの乾燥機で乾かす場合の100円あたりの運転時間は下記の通りです。

<料金目安>
・サイズ小(14Kgの乾燥機):8分で約100円
・サイズ大(25kgの乾燥機):6分で約100円

コインランドリーで洗濯すると時間はどの位かかる?

衣類の場合

一般的な一人暮らしの場合、3日分の洗濯物の重さは約5㎏。約5㎏の洗濯物を洗うのにかかる時間は乾燥まで含めると、1時間程度あればOKです。

また、1週間分の洗濯物の重さは約10㎏。洗濯機能と乾燥機能が付いている「洗濯乾燥機」を使用した場合、時間は同じく1時間程度。(洗濯機や乾燥機の機種や店舗により異なる場合があります)

時短で洗濯できることに加え、コインランドリーの乾燥機で洗濯物を乾燥させると、衣類はふわふわになります! ちょっとした贅沢を味わうのも、たまにはアリ! 新しい洗濯機を購入するまでの間などにもおすすめですよ。

毛布の場合

素材によって異なりますが、コインランドリーでは、衣類以外に毛布なども洗濯できます。下記は、コインランドリーで毛布を洗濯した際の時間です。

毛布1枚もしくは、羽毛布団1枚程度を洗濯した場合の時間

約30~40分

毛布2枚もしくは、羽毛布団2枚程度を洗濯した場合の時間

約40~50分

乾燥時間目安

毛布1枚:約30~40分
毛布2枚:約40~50分

毛布1枚を洗濯し乾燥させても、最短で約1時間あればOKです。
(クリーニング屋さんに出すより早くて便利ですよ)

基本的な洗濯物の重さの目安

コインランドリーの値段を検索すると、〇gで〇円、〇kgで〇円などの表示があります。でも、自分の洗濯物がどのくらいの重さなのか分からない……。ということもありますよね。

ここでは、一般的な洗濯物の重さを確認してみましょう。

・作業服上・下(混紡):約800g
・ジーンズ(綿100%):約600g
・パジャマ上・下(綿100%):約500g
・バスタオル(綿100%):約300g
・混紡のワイシャツ1枚(混紡):約200g
・半袖肌着(綿100%):約110g
・ブリーフ(綿100%):約50g
・くつ下(混紡):約50g
※JIS(日本工業規格)規定の布地を使用した場合。
※衣類の大きさや種類により異なります。

上記、洗濯物の重さを参考に〇日分だったら〇kgあるなどを知っておくとコインランドリーを使う際に便利ですよ!

コインランドリーの乾燥機を使う裏技

コインランドリーを活用してみたいものの、自宅の洗濯機を使うよりも多少はコストがかかるため、実際に使うのはちょっと……という方もいるのではないでしょうか。今回はそんな方にぜひ、試して欲しい裏ワザを少しだけと紹介します。

大きい洗濯物を乾燥させる際は途中で裏返す

コインランドリーの乾燥機で布団や毛布などの大きい洗濯物を乾燥させる際は、乾燥の途中で裏表を入れ替えるのがおすすめです。裏表を入れ替えることで、大きな洗濯物でもムラなく乾かせます。

容量が大きめの乾燥機を選ぶ

容量が大きな乾燥機は必然とガスバーナーのサイズも大きくなります。そのため、中型の乾燥機を使用するよりも、サイズに余裕のある大型乾燥機を使うのがおすすめ。パワーがある分、早く乾きかつコスト削減にも繋がります。

その他にもコインランドリーの乾燥機を使用する際の裏ワザを知りたい方は下記の記事をチェックしてみてください。

コインランドリーの乾燥機を使用する際の裏ワザ ›

まとめ

コインランドリーを活用する際に必要な、料金や時間をご紹介しました。何も知らずに、機械にお金を入れてしまうのはもったいない。コインランドリーに行く前に、ぜひ参考にしてみてくださいね!