今年も夏が終わり、涼しい季節が近づいて来ました。

季節が変わると言えば、衣替えの期間です。

半袖や薄手の服は押し入れの奥にしまい、セーターやコートを出す時期です。

セーターは、下手に洗うと縮んだり、伸びたりと洗濯の中でも難しいと感じる方が多い洋服の分類だと思います。

今回は、知ってたら便利なセーターの正しい洗い方について解説していきます。

セーターの洗い方

セーターと言っても、コットン素材であったり、ウール素材であったり様々あります。

中でも、ウール素材のものは伸びやすく、型くずれしやすく、自宅で洗濯するのはなかなか不安です。

洗濯前には必ず洗濯表記を確認して、手洗いできるものかを確認しましょう。

ドライクリーニングしか出来ないものに関しては、自宅では洗濯をせず、クリーニングに出しましょう。

セーターの洗い方手順

1.タライに畳んだセーターを入れ、30℃くらいのお湯をいれる。
2.おしゃれ着洗剤を入れる。
3.押し洗いをする。
4.新しいお湯で再度押し洗いをする。
5.脱水をする。
6.平干しにする。

では、それぞれ詳しく解説していきます。

タライに畳んだセーターを入れ、30℃くらいのお湯をいれる。

まず最初に洗う準備として、セーターをタライに入る大きさになるように畳みましょう。

ここでのポイントとして、お湯に入ったときに崩れないように、しっかりセーターを畳みましょう。

畳んだら、セーターをタライに入れて、30度くらいのお湯をセーターがうまるくらいのところまで注ぎましょう。

水でも洗えますが、ぬるま湯のほうが汚れが落ちやすいです。

おしゃれ着洗剤を入れる。

セーターを洗う場合は、伸び縮みや、型崩れを防止するためにおしゃれ着洗剤を使うのがポイントです。

適量入れて、衣類全体に洗剤が行き渡るようにしましょう。

押し洗いをする。

洗剤が衣類に行き渡ったら、繊維の奥の汚れをきれいに洗うために押し洗いをしていきます。

押し洗いをすることがポイントです。

こすり洗い、もみ洗いをすると、セーターを傷めたり伸ばしてしまうのでNGです。

押し洗いをしたらそのまま5分ほどつけた状態にしておきましょう。

ここで長く浸けすぎてしまうと、縮みの原因になってしまうので注意です。

新しいお湯で再度押し洗いをする。

浸け終わったら、セーターを軽く一度脱水して、タライの中の汚れた水を捨てて新しい水を入れます。

脱水したセーターを新しい水が入ったタライに戻して、洗剤を押し出すように再び押し洗いをしましょう。

これを2~3回繰り返して、洗剤を洗い落としてください。

脱水をする。

洗剤を落とし終わったら、折り畳まれた状態のまま軽く脱水をします。

伸び縮みや型崩れ防止のために、洗濯ネットにセーターを入れて洗濯機で脱水をしましょう。

洗濯ネットの中で遊ばないよう上手く調節することがポイントです。

平干しにする。

脱水が終わったら、セーターを干していきます。

ハンガーを使うと伸びてしまうので、平らな場所に置いて平干しするのが良いでしょう。

直接机などに置くのも良いですが、網目になった物干し台も販売されているので活用してみるのもおすすめです。

目立つ汚れがある場合は?

セーターに飲食の際などについた部分的なシミや汚れがある場合ってよくあると思います。

白いセーターなど色によっては目立ってしまいますよね。

そんなときは、クリーニング店にお願いするのが一番確実ですが、自宅でも汚れを落とすことが出来ます。

汚れ落としは洗濯前に行います。

用意するものは炭酸ナトリウムと筆。

筆は、化学繊維の毛を使用したものを選ぶと良いでしょう。

炭酸ナトリウムをスプーン1~2杯容器に入れて、とろみが出るくらいまで水を加えてください。

これで特製漂白剤の出来上がりです。

あとは、気になる汚れ部分に筆で特製漂白剤を塗っていきます。

塗ったら一晩置いて、あとは上記で説明した洗濯の手順に沿って洗っていきます。

まとめ

セーターは伸び縮みしやすく、洗濯が難しい洋服です。

肌寒い季節になると一枚着るだけで防寒もできファッション性もあり重宝されます。

正しく洗うことで、自宅でもきれいに洗濯することが出来ますので、是非トライしてみてください。

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