敷布団は自宅の洗濯機に入らないことが多く、洗いにくいものです。

クリーニングに出すと数日かかりますが、1日で洗う方法もあります。
短時間で洗濯を終わらせたい方は、コインランドリーの「敷きふとん専用コース」の使い方を知っておくとよいでしょう。

この記事では、コインランドリーで洗濯機と乾燥機を使い、敷布団を洗う手順について説明します。敷布団の洗い方を悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

敷布団をコインランドリーで洗うメリット


コインランドリーで洗うと良い理由は、いくつかあります。ここでは、どのようなメリットがあるのか紹介していきます。

敷布団を丸洗いできる

家庭用の洗濯機では、敷布団は大きすぎて洗えないことが多いでしょう。コインランドリーでは、容量の大きい洗濯機が使えるため、敷布団も洗えます。

業務用の洗濯機で汚れを落とせる

敷布団は毎日使うため、どうしても汚れが溜まりやすいです。寝ている間にかいた汗や、ほこり、ダニなどが付着しているでしょう。洗浄力の強い業務用の洗濯機を使えば、蓄積された汚れも綺麗に落とせます。

ふわふわの仕上がり

コインランドリーはガス式乾燥機が置いてあるところが多いので、手触りがふわふわに仕上がります。

新品のような仕上がりになるため、寝心地もよくなるでしょう。

短時間で洗える

敷布団をクリーニングや自宅で洗うと、仕上がりまでに数日かかります。自宅で天日干しする場合は、晴れている日を選ぶ必要もあるでしょう。

一方で、コインランドリーで洗う場合は、数時間で乾燥まで終えられます。洗った日の夜から、敷布団を使うこともできます。

コインランドリーでの敷布団の洗い方について


敷布団を綺麗にしたいときは、コインランドリーを使うと便利です。
ここでは、コインランドリーの洗濯機で、敷布団を洗う方法を説明します。

普段使用している敷布団を洗いたいときは、これらの手順を参考にしてみてください。

洗える敷布団かチェック!

洗濯機で洗えるかどうかは、洗濯表示で確認できます。洗濯表示に、洗濯桶のマークが付いているものは、洗濯機が使えます。

一般的に、洗濯機が使える敷布団は、キルティング加工が施されているものです。洗濯機が使える敷布団の素材は、ポリエステル、綿、ウレタンフォーム、ウール50%、ナイロン、ファイバーマットレスなどです。

一方で、ウール100%、羽毛、レーヨン、シルク、真綿などの敷布団は、洗濯機が使えません。
洗濯する際は、洗濯表示のマークや素材をよく確認するようにしましょう。

洗い方について

コインランドリーで、敷布団を洗う方法を説明します。手順を紹介するので、洗濯するときの参考にしてみてください。

①敷布団は、たたんでから洗濯機の中に入れます。まず横半分にたたみ、さらに縦半分にたたんでおきましょう。

②敷布団をたたんだら、洗濯機に入れていきます。敷布団の端を下にして、折り返し部分から入れましょう。敷布団の端が、手前にくるように入れていきます。

③敷布団を洗濯機に入れたら、中で円状に広げます。洗濯機の周りに沿うようにして、形を整えましょう。円になった敷布団の端同士が、合わさるようにします。

④洗濯機の中に敷布団をセットしたら、扉を閉じて、敷ふとん専用コースのボタンを押しましょう。洗剤や柔軟剤は自動で入るため、自分で入れる必要はありません。最後に料金を支払ったら、洗濯が終わるまで待ちます。

洗濯機を使う際は、規定の容量を超えないように気を付けましょう。洗える洗濯物の容量は、洗濯機に記載されています。

容量を超えてしまうと、汚れが落ちない原因や、機械の故障に繋がります。
敷布団の重さの目安は、シングルサイズで15kgです。

乾燥機の使い方について

洗濯の後に「敷ふとん乾燥機」を使うと、短時間で乾かせます。ここでは敷布団を乾燥する際の、乾燥機の使い方を説明します。

①乾燥機のドアを開けて、中の台車を引き出しましょう。

②引き出した台車に、敷布団を掛けます。台車に敷布団を掛けたら、布団の端をレバーの内側に入れましょう。掛け終わったら、台車を中に戻して、ドアを閉めます。

③料金を支払ったら、乾燥が終わるのを待ちましょう。仕上がりを、よりふんわりさせたい場合は、乾燥後に大型乾燥機を10分使うとより効果的です。

乾燥にかかる時間は、素材や大きさによって異なります。シングルサイズ(100cm×200〜210cm)の場合、ポリエステル100%の敷布団にかかる乾燥時間は、約20分です。

また、ポリエステル50%やウール50%の場合は、約30分です。その他は、綿100%は約40分、ウレタンフォーム入りは約50分かかります。

また敷布団の素材によっては、乾燥機が使えないものもあります。乾燥機が使えない素材は、ウール100%、シルク、レーヨン、真綿、ナイロン、ファイバーマットレスなどです。

ナイロンとファイバーマットレスは、洗濯機は使えますが、乾燥機は使えません。
自宅で乾かす場合は、天気予報を確認して晴れている日を選びましょう。

まとめ

敷布団をコインランドリーで洗うと、汚れが落ちて手触りが良くなるメリットや、短時間で洗えるメリットがあります。洗濯機を使える素材かどうかは、洗濯表示で確認しましょう。

敷布団を洗うときは、たたんで洗濯機の中に入れます。洗濯機に入れたら円状に整えて、敷ふとん専用コースのボタンを押しましょう。

敷ふとん乾燥機を使う際は、引き出した台車に敷布団をかけます。乾燥機は、素材によっては使えない場合もあるので、気を付けましょう。

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