靴下をちゃんと毎回洗濯しているのになんか臭う…そんな経験ありませんか?

靴下の繊維の仕組みにより普段の洗い方では汚れが落ちきれていない事があるんです。

その気になる臭い、洗い方を少し工夫するだけで防止することができます。

今回は、靴下の正しい洗い方について解説していきます。

靴下の正しい洗い方

1.洗う前の準備

洗う前に、靴下の表面についたホコリをコロコロや手で取り除きます。
この時、汗で湿っている場合は乾かしてから洗いましょう。

2.靴下は裏返して洗う

靴下を洗う際は、裏返してから洗うようにしましょう。

縦型洗濯機の場合は、洗濯機の底に入れて洗いましょう。

裏返す理由として靴下は、一般的に肌に触れる側にはストレッチ性を持たせた繊維を使用しており、この繊維は縮れた形状をしています。

そこへ、角質やタンパク質の汚れが繊維に絡んでしまい、この汚れは洗剤ではなかなか落ちにく、雑菌が増える原因にもなってしまい洗っても臭う原因にもなります。

そのため、裏返して洗うことで汚れが落ちやすくなります。
裏返すので、洗う前に表面についたホコリを取っておくことも重要です。

また、裏返して洗うもう一つの理由として、色の濃い靴下は洗濯回数を重ねることで白っぽくなってきてしまいます。

白っぽくなる原因としては、色落ちしているわけではなく、繊維が毛羽立つことで白っぽくみえてしまう場合がほとんどです。
裏返して表面を内側にすることで、洗濯時の摩擦を軽減して毛羽立ちを抑えることができます。

3.はき口の方を洗濯バサミで挟んで干す

干すときは裏返しのまま干してOKです。

また、干すときは、はき口を上にして干しましょう。

靴下の構造上、ほとんどの靴下は、つま先よりも吐き口のほうが重いです。

洗濯物は上から乾く性質がありますので、乾きにくいはき口の方を上にしましょう。

はき口を下にしてしまうと水分は重力に従って下に移動して、乾きにくいはき口に水分が溜まり、水分の重さで伸びてしまう心配があります。

靴下の種類によっては、つま先の方が重いものもあるかと思いますので、重い方を上にして干すようにしましょう。

泥汚れはつけ置きしてから洗う

泥汚れは、手洗いや洗濯機で洗うだけではなかなか落ちませんよね。

泥汚れは、大まかに靴下表面についた砂や泥を叩いて落とします。

濡れている場合は、ドライヤー等で一度乾かしてから叩いて落としましょう。

落とし終わったら、40度程度のお湯を靴下が浸けられるような桶に用意して、洗濯石鹸を溶かして30分〜2時間程度靴下をつけ置きします。

汚れがひどい場合は、つけ置きする前に靴下を水ですすいだ後に洗濯石鹸で直接汚れにこすりつけて洗っておきます。

つけ置きしたら、つけ込んだ石鹸水ごと洗濯機に入れて通常コースで洗濯しましょう。

まとめ

靴下は、人に密接して特に汚れやすい衣類です。
せっかく洗っても臭いが残ってしまうのは、残念です。

正しく洗って干すことで、臭う原因を防止することができますので、是非今回の記事を参考にしてみてください。