スキーをした後は、スキーウェアに付いた汗や汚れが気になることもあるでしょう。
汚れをそのままにしておくと、スキーウェアの劣化にも繋がります。

そこで本記事では、スキーウェアを洗う頻度や洗濯方法について解説していきます。
洗濯方法を知っておくと、スキーウェアを保管する際にも役立つでしょう。

また洗濯する際の注意点も説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

スキーウェアは洗わないとダメ?洗濯頻度は?

スキーウェアの洗濯頻度はシーズン後に1度洗うのが目安です。シーズン中でも汗や泥汚れが目立つときは、スキーウェアを洗濯した方が良いでしょう。汗や汚れを付着したままにしておくとスキーウェアが劣化してしまいます。

ただし汚れが目立たないのに何度も洗濯すると、はっ水性の低下にも繋がります。シーズン中の洗濯しない期間は、着用後ハンガーにかけて乾かした状態で保管しましょう。

スキーウェアを長い期間洗わないでいると、カビが生えたり臭いの原因になることがあります。シーズンの終わりには洗濯して、湿気を完全に取り除いてから保管しましょう。また保管する際は風通しの良い場所を選ぶと、カビの発生を防げます。

スキーウェアの洗い方


スキーウェアを洗う際は洗濯機や手洗い、クリーニングに出す方法があります。ここではそれぞれのやり方を紹介するので、参考にしてみてください。

洗濯機で洗う方法

洗濯機でスキーウェアを洗う場合は、洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。
スキーウェアを洗濯ネットに入れる際は、ファスナーやマジックテープ、ボタンを全て留めて畳んだ状態にします。
使用する洗剤は、中性のものを選びましょう。

手洗いする方法

スキーウェアを手洗いする場合は、シンクや浴槽にぬるま湯をためて中性洗剤で洗います。洗濯機で洗うときと同じように、ファスナーやボタンは留めた状態にします。

押し洗いしてすすぐのを繰り返し、水が汚れなくなったら終わりにしましょう。
軽くしぼって水を落としたら脱水します。

クリーニングに出す方法

クリーニングに出す場合は、お店でスキーウェアをクリーニングできるか聞いてみましょう。
クリーニングと合わせて撥水加工を頼んでおくと、自分で撥水剤をかけなくて良くなります。
自分で洗うよりも時間や手間がかかりませんが、費用がかかるので検討してみてください。

スキーウェアを洗う際の注意点は?


洗濯前の注意点と、自分で洗濯する際の注意点を説明します。洗濯前の注意点は、スキーウェアの洗濯表示をよく確認することです。

洗濯表示のタグには洗濯機が使えるかどうかや、水洗いするときの上限温度が記載されています。

タグに洗濯桶のマークがあれば洗濯機を使えます。
また洗濯桶の下にある線の表記が表しているのは、水流の強さです。

線の数が多いほど弱い水流で洗うことを示しています。
洗濯表示にアルファベットのP・F・Wのどれかがある場合は、自分で洗濯できないためクリーニングに出しましょう。

自分でスキーウェアを洗う際に気を付けたいのは、乾燥機を使わないことです。
乾燥機を使うとスキーウェアが傷んでしまうため、ハンガーにかけて自然乾燥させましょう。