洗濯時に使うドライヤーボールとはなにか、ご存じですか?
衣類と一緒に乾燥するだけでしっかりと乾き、仕上がりのふんわり感が実現する簡単で便利なアイテムです。
ほかにも、ドライヤーボールを使用すると得られる効果や種類、コインランドリーや家での使用方法についても解説します。
ドライヤーボールとは?
ドライヤーボールとは、なんでしょうか?
丸いフォルムの毛糸のボールを思い浮かべる方も多いと思います。
もともとは乾燥機を多用するアメリカなどで、効率的に衣類を乾かすために生まれたアイテムです。
日本でもドラム式洗濯乾燥機などが普及したので、ドライヤーボールの存在も認知されはじめました。
洗濯・脱水後に乾燥機に入れれば、衣類が乾きやすくなるなど、さまざまな効果があります。
ドライヤーボールの効果
ドライヤーボールにはどのような効果があるのでしょうか?
・衣類が乾きやすくなる
・柔軟剤いらずでふんわり仕上がる
・衣類に優しい
以上の3つの効果についてくわしく解説します。
①衣類が乾きやすくなる
ドライヤーボールを乾燥機に入れると、脱水後の衣類の水分をとる働きをします。
したがって効率よく乾き、乾燥運転の時間を短くできます。
電気代の節約にも繋がりますね。
②柔軟剤いらずでふんわり仕上がる
ドライヤーボールがバウンドすることにより衣類と衣類の間に空間が生まれます。
温風が隅々まで行きわたるので乾きムラがなくなり、ふんわりと仕上がります。
柔軟剤を使用してる方で、
・匂いがいまいち好きになれない
・肌が敏感なために使用が不安
・小さな子どもがいる
以上のように、柔軟剤の使用に悩みや不安を抱えている方にもおすすめです。
③衣類に優しい
ドライヤーボールが優しくぶつかると、衣類の繊維がほぐされます。
結果、摩擦を軽減でき衣類のダメージを減らせるほか、シワの軽減や静電気の防止にも効果があります。
ドライヤーボールの種類
ドライヤーボールは、
・ウール製
・プラスチック製
以上の2種類があります。
それぞれの特徴についてお伝えします。
ウール製
コロンとしたフォルムが見た目にも可愛らしいのが、ウール製のドライヤーボール。
耐久性に優れており、1000回ほど使用できるなどコストパフォーマンスが高いのが特徴です。
またウール製ならではのメリットとして、エッセンシャルオイルをしみ込ませることが可能です。
好きな匂いをプラスできるので、柔軟剤にはないオリジナルな香りを楽しめます。
プラスチック製
バリエーションが豊富で、使わないときはお部屋のインテリアとしても活用できるでしょう。
また、静電気防止の効果が高い特徴があります。
ウール製に比べて耐久性が低いので、毎日使わない方やコストパフォーマンスを気にしない方には向いています。
衣類と一緒に洗濯から使用できる製品もありますので、取り出すのが面倒な方にもおすすめです。
コインランドリーでおすすめ!ドライヤーボールの使い方
衣類をまとめて乾かしたい方や寒くて乾きづらい季節、雨が続く時期にも重宝するコインランドリー。
ドライヤーボールは効率よく衣類を乾かせるので、コインランドリーでの使用におすすめです。
ここからはコインランドリーでのドライヤーボールの使い方などをご紹介します。
コインランドリーでのドライヤーボールの使い方
乾燥時に、2〜6個のドライヤーボールを衣類と一緒に入れましょう。
洗濯物の量が多い時はたくさん入れると、効率的に衣類が乾きます。
乾燥時間を短くしたい方におすすめ
コインランドリーでドライヤーボールを使うのは、こんなお悩みを持つ方におすすめです。
・衣類を効率的に乾かしたい
・よりふんわり仕上げたい
・節約したい
ドライヤーボールの種類にもよりますが、衣類の乾燥時間を20〜40%も削減できます。
そのため、急ぎで乾かしたい方や節約したい方にもおすすめです。
乾燥機の使用時に入れるだけで、通常よりもふんわり感が増し、静電気の防止にも役立ちます。
また、まんべんなく衣類を乾かせるので、生乾きの嫌な臭いの予防にもなります。
時間を無駄にせず、お財布にも優しく、より満足のいく仕上がりになるので、メリットがたくさんありますね。
使用時の注意点
使用したドライヤーボールの紛失に気をつけましょう。
また、コインランドリーは共用のためエッセンシャルオイルの使用は避けましょう。
まとめ
ドライヤーボールとは、衣類がまんべんなくしっかりと乾き、柔軟剤いらずでふんわりとした仕上がりになる優秀なアイテムです。
お肌にもお財布にも優しいドライヤーボールを、ぜひ試してみてくださいね。
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