コインランドリーの洗濯機を利用するとき、洗濯機の汚れが気になる人は少なくありません。使用する洗濯機が汚いと、洋服にも汚れなどが付着しないか不安視されます。
コインランドリーの洗濯機が汚いと感じる理由やコインランドリーならではのメリット、衛生的なコインランドリーの特徴や見極めポイントを把握して、納得できる場所で大切な洋服のメンテナンスを行いましょう。
安心安全なコインランドリーを使用するための店舗詳細検索方法もまとめているので、参考にしてみてください。
目次
コインランドリーを利用するメリット
コインランドリーを利用するメリットは、主に3つが挙げられます。
- 洗濯と乾燥の時間が短縮できる
- 柔軟剤や洗剤といった備品が無料で利用できる
- 自宅で洗濯不可のものを洗える
自宅の洗濯機の容量では洗えないものであっても、コインランドリーの大きな洗濯機であれば安心して清潔な状態に仕上げられます。そのほかのメリットも、チェックしておきましょう。
洗濯・乾燥時間の短縮
コインランドリーを使用することで、さまざまな面で時間短縮できます。
- たくさんの洗濯物を一気に洗え、洗っている間の時間は別のこと(買い物や子どもの送迎など)ができる
- 乾燥機能がついている洗濯機が大半で、自宅で乾燥できない量の洗濯物も、一気に乾燥できる
洗濯完了目安時間を確認すれば、洗濯中席を外せます。買い物などの家事を時間内に済ませてしまえば、家事の時短につながります。宅配の受け取りなども、もちろん可能です。
また、梅雨時期など大量に溜め込んだ洗濯物を自宅で洗って乾燥するとなると、何度も洗濯機を稼働させなければなりません。
コインランドリーの洗濯機は大容量なので、一度で多くの洗濯物を洗濯乾燥できます。一度に洗濯物が片付くので、家事の時短にもつながります。
柔軟剤や洗剤が必要ない
コインランドリーの洗濯乾燥機にはすでに洗剤と柔軟剤が搭載されていることが多く、洗濯したいものを洗濯機に入れてスタートボタンを押せば、洗剤と柔軟剤が自動投入されます。
そのため、洗剤の買い置きを切らしてしまった人でも、洗剤や柔軟剤を自分で用意する必要がなく、気軽に利用できます。
洗剤や柔軟剤が自動投入されるため、分量を間違って失敗してしまうのも防げます。
また、自動投入機能が搭載されていない洗濯機を採用しているコインランドリーであっても、自動販売機で洗剤や柔軟剤を気軽に購入できる店舗がほとんどです。
自宅では洗えないものも洗うことができる
自宅の洗濯機で洗うのは難しく、コインランドリーで洗えるものは、以下のものが挙げられます。
- 毛布
- 布団
- 靴
- カーペットなど
大物の洗濯を行うときに、コインランドリーを利用している人は、実は多くいます。この他にも、各部屋のカーテンを集めて一気に洗う人もいるので、使い方は人それぞれと言えます。洗濯機の容量があまり大きくない人は、利用頻度が比較的高くなりやすいです。
また、靴のクリーニングは、定期的に行いたいけれどなかなか手が出せないという人もいます。コインランドリーであればお気に入りの靴のメンテナンスを行うことも、もちろん可能です。専用のランドリーがあると、さらに安心して利用できます。
なぜコインランドリーは汚いと感じるのか?
コインランドリーの洗濯機が汚いと思われやすい理由は、以下の4点が挙げられます。
- どんな人が使っているかわからない
- どんなものを洗っているかわからない
- 利用者のマナー不足
- 汚いという利用者の評判
それぞれを掘り下げて解説しているので、自分が持っているコインランドリーの印象と近いものがないかを確認してみてください。
どんな人が使っているかわからない
コインランドリーは、年齢性別ともにさまざまな人が利用する場所です。そのため、自分が洗濯機を利用する前に、どのような人がどんなものを洗っていたのかわかりません。
多くの人は、他者も使うコインランドリーの洗濯機で、泥汚れや油汚れなどの汚れ物をあえて洗おうとはしません。汚れ物に関しての種類は後述していますが、泥汚れや油汚れ、排せつによる汚れを指します。
利用規約を守っている人が大半ですが、口コミなどを頼りに泥汚れや油汚れなどの汚れ物を洗っても大丈夫そうな場所を見つけ出して洗濯をしている人もいます。
どんなものを洗っているのかわからない
コインランドリーは不特定多数の人が利用しているので、他者が使うことを想定したら洗うことが憚られるようなものを洗うのはよくありません。あまりにも汚れているものや禁止されているものを洗うのは、モラルに欠ける人の行動です。
モラルに欠ける利用者とは、以下のようなものをあえてコインランドリーの洗濯機を利用して洗う人のことです。
- 機械の油や泥汚れなど、酷い汚れが付着していた
- 汚物が付着しているもの(尿や血液など)
洗うものが酷い状態のものや、利用すべきではないとされている衣類であっても、モラルに欠ける利用者は他の衣類に紛れ込ませて洗濯機に入れてしまうことがあります。
自宅の洗濯機が汚れるのを防ぐために、わざと上記のようなものをコインランドリーで洗っているという人もいるようです。自分のことしか考えない利用者は少数ですが、いることを把握しておきましょう。
利用者のマナー不足
コインランドリーの利用者は、全員が良識を持っているとは限りません。先ほども述べたように、モラルに欠ける利用者も、少数ですが存在しているのです。
モラルに欠ける利用者が出現しやすいのは、見かける機会は少ないものの、無人のコインランドリーであることが多いです。人の目がなく、監視カメラのみであれば、洗濯物の詳細情報を調べ上げるのが難しいと思っている可能性があります。
無人のコインランドリーの場合、利用者のモラルやマナーに頼らざるを得ない部分があるのはたしかです。それが原因で、モラルやマナーに欠ける利用者は無人のコインランドリーを使用することが多くなりやすいと言えます。
また、コインランドリーに掲載されている張り紙や注意喚起のポスターの目次などを無視して利用している人も、一定数います。注意点を確認しないまま利用するので、無意識のうちにやってはいけない行動を取っていることもあるので注意しましょう。
汚いという利用者の評判
初めてコインランドリーを利用する際に、利用者はコインランドリーの評判をネットの口コミやSNSでの評価で簡単に確認できます。
設備面も口コミで確認できることが多いです。口コミは利用者の生の声なので、参考にするには十分な説得力を持っています。
- お店の外装や内装が汚い
- 洗濯機そのものが汚い
- 洗った洋服に臭いがついたなど
上記のような口コミが見られると、利用者が不潔な印象を持ちやすいです。
汚くない衛生的なコインランドリーの見極め方とその特徴
清潔なコインランドリーを選ぶためには、見極めポイントと汚くないコインランドリーの特徴を知ることがポイントになります。
- 清潔感がある
- スタッフが常駐している
- 監視カメラなど、設備が充実
- ドラム洗浄機能を搭載している
- コインランドリー内にルールや禁止事項が設定されている
上記のようなものを、目安にしましょう。
清潔感がある
外観や内装に清潔感がある店舗は、利用者が好感を持ちやすいです。コインランドリー選びを行う際は、ホームページやSNSなどにアップされている写真を参考に、清潔感があるかをチェックしましょう。
- 外観
- 内装
- コインランドリーのきれいさ
写真からは、いろいろな情報を入手できます。外観や内装の写真を拡大してみて、本当にきれいなのかをしっかりとくまなく確認することで安心感を得やすくなります。
写真は取り方や加工でどうにでもなると、思うかもしれません。しかし、ごまかしきれない部分もあります。写真に違和感がないかを確認し、信頼できるか見極めてみてください。
スタッフが常駐している
コインランドリーにスタッフが常駐していると、モラルに欠ける行動を取る人は入店しにくくなります。
- 専属スタッフが常駐していることにより、監視の目が厳しいと感じやすい
- プロのスタッフが常駐していることで利用者が増え、人目が多いため違反行為に踏み出しにくい
- 違反行為やモラルに欠けた行動が明るみに出やすく、バレると恥をかくとわかっている
上記のような条件がそろうことによって、モラルに反した行動を取ろうと思っている人が近寄りがたい空間が生まれやすいです。スタッフが常駐しているコインランドリーは、掃除や清掃作業をするプロの人がいるので清潔であることが多いのも事実です。
監視カメラなど設備が整っている
コインランドリー単体で営業している場合、監視カメラのみで無人だと、どうしてもモラル違反を犯す人が多くなります。きれいなコインランドリーを使用したいのであれば、以下のような店舗を選びましょう。
- 監視カメラの台数が多い
- Wi-Fiが完備されている
- スマホの充電コーナーがある
- カフェが隣接もしくは併設されている
くつろげる空間を提供しているコインランドリーは、外観と内装双方ともに新しくてきれいな状態であることが多い傾向があります。そのため人も多く滞在しており、安心安全です。
カフェが併設されている店舗を利用すると、くつろぎながら洗濯物が仕上がるのを待てるのもメリットの1つです。
ドラム洗浄機能がある
コインランドリーに設置されている洗濯機の中には、ドラム洗浄機能が備わっているものがあります。
ドラム洗浄機能またはドラムリフレッシュ機能が搭載されている洗濯機であれば、自分が洗濯機を使う前にドラム洗浄機能が利用可能です。そうすることで、洗濯機の中をきれいにすることができます。
ルール・禁止事項が設けられている
コインランドリーに、独自のルールや禁止事項が設けられていて、それを壁など人目がつく場所に掲示されているとなると、モラル違反しにくくなります。
- ペットが使用したもの(おもちゃやペット用の洋服、ベッドなど)
- 幼児が汚物で汚してしまったもの(布おむつ・おねしょの布団など)
- 血液がついているもの
- 泥や油の汚れが酷く付着しているもの
- 清掃用具(雑巾)など
このような明確な利用時のルールを設定することで、利用者がモラル、節度を守りやすくなる可能性が高いです。ルールやモラルに違反するような行為に及びにくくなるので、コインランドリーが清潔な状態に保たれやすくなります。
汚い場合に備えてコインランドリーを安全で清潔に利用するには
コインランドリーに設置してある洗濯機を清潔に使用するためには、以下のことを実行してみてください。
- 店舗の下調べをする
- 洗濯乾燥機を使用する
- 使用前にドラムの状態を確認する
- 洗浄機能を利用する
自分でできる工夫や対策を実施して、衣類を清潔に仕上げましょう。
店舗について下調べする
コインランドリーが清潔かどうかを見極めるためには、本記事で紹介してきた事前情報を参考に情報を集めるのがおすすめです。
- ホームページやSNSで写真を見て、外観や内装を中心に新しそうかを見極める
- SNSなどの口コミを参考にして、清潔感があるかをチェックする
- 店舗の設備や隣接の施設情報など収集し、人が多く出入りしているかを把握する
家から近いという理由だけでコインランドリーを選ぶのではなく、上記の項目をチェックすることで、汚いかどうかを見極めやすくなります。
家から近いコインランドリーを選ぶときも、上記のような項目を参考にしてみてください。
SNSのコメントを参考にする際は、高評価のコメントの中の一件の低評価コメントに注目するのではなく、コメント全体の雰囲気などを総合的に見て利用するかを判断しましょう。
洗濯乾燥機(ガス乾燥機)を使用する
洗濯乾燥機(ガス乾燥機)が備わっている洗濯乾燥機を使用すると、肉眼では確認しにくい洗濯槽の裏側に付着している雑菌を除菌し、カビの発生を抑制する効果が得られます。
コインランドリーの乾燥機は高温の温風を使用するので、除菌だけでなく消臭効果も期待できるのが特徴です。万が一汚れ物を洗った洗濯機だとしても、洗濯後に乾燥機まで使用しておけば、臭いや雑菌は残っていない可能性が高いといえます。
使用前にドラムの中を確認する
使用前に洗濯機の状態を確認しておくことも、とても大切なことです。
- 洗濯槽の中に忘れ物がないか
- 洗濯機の中に、嫌な臭いがこもっていないか
- 洗濯槽の内側に、最初から汚れが付着していないか
臭いがこもっている場合、そのまま洗濯してしまうと、大切な衣類に嫌な臭いが染みついてしまうかもしれません。洗い直しになるだけでなく、臭いが取れないと再度着用するのが難しくなってしまうので注意しましょう。
使用前のドラムの中を確認することで、洗濯機を使うかどうかの見極めがしやすくなります。洗濯物を洗濯機の中に入れる前に、必ず確認を行いましょう。
洗浄機能を活用する
コインランドリーは、店舗によって使用できる洗濯機の種類に違いがあります。洗濯機に、ドラム洗浄またはドラムリフレッシュ機能があれば前回使用した人が残している汚れを、除去できます。
洗浄機能の有無は、ぜひ確認しておきたい項目です。特別不潔な印象を持っていないコインランドリーであっても、事前情報と違うこともあるので、少し不潔だと感じた場合は使用前にドラム洗浄を行って洗濯機内をクリーンな状態にしてから洗濯物を入れましょう。
汚いコインランドリー避けたいなら店舗詳細検索がおすすめ
コインランドリーを使用するのであれば、清潔で使いやすい場所を選びたいものです。コインランドリーの総合サイト「LAUNDRICH」を利用すれば、条件の絞り込みができるので自分好みのコインランドリーを探し出しやすくてとても便利です。
- 現在地からコインランドリーを検索する
- 条件の絞り込みを行い、ニーズに沿ったコインランドリーを検索できる
- コインランドリーの洗濯機の稼働状況を調べられる
選択する項目内容が充実しており、操作方法もいたってシンプルです。初めて使用する人も、安心して利用できます。コインランドリーの情報を知りつつ、洗濯物ができるまでの間サイト内にまとめられている洗濯の基礎情報などを読むことも可能です。
LAUNDRICH編集部
コインランドリーの使い方や洗濯のコツ、衣類のお手入れ方法などのお役立ち情報をお届けします。