毎日を心地よく健やかに過ごすため、欠かせないのが身の周りの衣類や寝具、インテリアファブリックなどのお手入れ。汗が気になる暑い季節は、身につけるものはきちんとケアしたいですね。
LAUNDRICH(ランドリッチ)では洗濯のコツやコインランドリーの使い方などの情報を発信していますが、今回はちょっと趣向を変えて、個性が際立つ衣類のお手入れ家電をご紹介。楽をしたいという欲望と、進化する技術がMIXされた機能特化型家電を見ていきましょう。
ランドリー+アンドロイド
世の中にあふれる洗濯機や乾燥機。いろいろと便利な機能が増えました。が、洗濯物を「たたむ」と「しまう」作業は自力でやるしかない、そう思っていました。『ランドロイド』が登場するまでは。
今年お披露目され、予約受付が開始された全自動衣類折りたたみ機『laundroid(ランドロイド)』。ちょっと存在感のあるクローゼットのようなたたずまい。AI(人工知能)とロボティクス(ロボット工学)を駆使し、「衣類をピックアップ」→「広げて形を認識」→「たたむ」→「仕分けて積み上げる」の自動化に成功したとのこと。
機能の独自性もさることながら、素材やデザイン性がかもし出す高級感が素敵。広さが許すならば、ぜひご自宅にいかがでしょうか? 洗濯物をたたむ時間とストレスからあなたを開放してくれることでしょう! ちなみに気になるお値段は税別185万円から。実物を見てみたい方は、「laundroid cafe」で体験してみては?
スマホアプリと連携しコーディネートの提案をしてくれるなど、ようやく本格化するIoTの可能性も体験できそうな次世代家電です。
スチームウォッシュ&ドライ
さらにクローゼット型で気になる家電と言えば、衣類リフレッシュ機『LG styler(スタイラー)』。欧米や韓国で人気の製品が、ついに日本上陸です。ハンガーラックの振動で花粉やホコリを振り落とし、高温スチームを発生させて衣類の除菌やニオイ・シワの除去を可能にしたとのこと。
衣類のケアにはスチームが有効ですが、『LG styler』は吊るしておくだけでスチームを循環させ全体をまるごとケア。毎日スーツやジャケットを着用される方は、こまめにリフレッシュできてとっても重宝しそうです。他には帽子やぬいぐるみなどの小物もOK。さらに枕のリフレッシュにも使えるのがうれしいポイントです。
こちらはランドロイドよりお求めやすい228,000円(税別)。蔦屋家電で展示されているので、その振動と実力を確かめてみてはいかがでしょうか?
もっと手軽にスチームを
うちにはそんな大きなモノを置くスペースがない! という方には、ハンディタイプのスチーマーがおすすめ。衣類をハンガーに吊るしたままスチームを当てることができます。アイロンがけの一番のハードルは、アイロン台を出して広げることだと思います! ハンディスチーマーなら気になるシワをさっと伸ばせて、忙しい朝にもぴったり。
アメリカ発・なるほど家電
コインランドリーでもスニーカーが洗えるマシンがありますが、水を使って洗うため、コットンや化繊等に限られています。そこへアメリカから画期的な靴クリーナーが登場。その名も『SteriShoe+(ステリシュープラス)』。
水洗いできない皮製の靴をUVパワーで99.9%強力殺菌。足は思いのほか汗をかくそうですし、革靴の場合は外側の革を磨くのには気を遣うものの、中までケアするのは難しいもの。水洗いできるものはコインランドリーで、洗えないものはこういったグッズを使ってみてもよいのでは?
ところで、『SWASH』という衣類ケア家電をご存知ですか? 専用の洗剤をセットしミスト状にして汚れを分解し、熱風で乾燥。クリップで伸ばしているためアイロンなしでもシワなく仕上がり、しかもこの工程がわずか10分という、アメリカ生まれの驚きのガジェット。3年ほど前に話題になり、日本にも?! と期待されましたが…いまだ未発売です。家庭で手軽にドライクリーニングができるということですし、日本上陸が楽しみです!
まとめ
いかがでしたか? きちんとケアしたいという気持ちと、なるべく手間をかけたくないという気持ちと。その気持ちが、プロダクトを生み出すきっかけとなってきたのでしょう。これからも、いろいろなものとつながる洗濯家電が誕生していくのではないでしょうか。
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