2016年12月2~4日の3日間、コインランドリービジネスの展示会「第1回 国際コインランドリーEXPO 2016」が開催されました。この展示会の目的は、メーカー・代理店とコインランドリーをはじめたいオーナーが、ビジネスマッチングをすること。3日間で1万人余りが来場し、かなり賑わいをみせていました。

ですが、ここでの新たな提案やビジネスモデルが私たちユーザにもメリットがあるサービスとなって近い将来登場するはず! ということで、その概要を見ていきましょう。

会場の様子

店舗を模したブース等でサービスをアピール。個性を出しつつ各社とも洗練された印象です。なにやら、すごそうなシステムの紹介も見られました。実は、普段コインランドリーを使っていなくても、ホテル・病院・レストランなどを介してランドリーのお世話になっているもの。

効率よく気持ちよく洗濯物を仕上げる技術を磨いていっていただきたいですね!

ここでもIoT

コインランドリー業界では、ITの力を取り入れていくことが大きなポイントだとか。具体的にはスマホを使用した電子決済、他社のポイントカード連携を視野に入れています。
これはぜひとも進めていただきたいところ。コインランドリーユーザとスマホは親和性が高いと思われます。

コインランドリーであれこれできるスマホアプリも開発されるのでは?

広がるサービス

コンシェルジュや洗濯代行など、最新の「洗う」サービスを行う店舗も増えています。また、カフェや商業施設との併設で、集客に工夫を凝らし相乗効果を狙った意欲的な店舗も。ITとの連携も含めて、さまざまな他業種「コラボ」でコインランドリーの可能性が広がりそうです!

コインランドリー店アワード

全国に約17,000店あるコインランドリーの店舗から4店舗が選ばれました。受賞のポイントは、洗濯代行、女性専用店舗、美味しいパンケーキを提供している、地域コミュニティの場になっている、pepperくんが常駐している、などのユニークな取り組み。

ライフスタイルがさまざまに広がりつつある今日この頃。コインランドリーでも時間の有効活用が求められている証拠ではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか? プロたちの熱い3日間の様子をお届けしました。「第1回 国際コインランドリーEXPO 2016」は、同時開催された「クリーンライフビジョン21」から独立する形ではじまりました(CLVは54回目!)。業界の盛り上がりからすると、今後も回を重ねていくことでしょう。

いつの間にかレベルアップしていたコインランドリー。確かな技術と多様なサービスで、これからの発展にも期待が高まります。