一人暮らしをするには様々な苦労がかかることが予想されますが、その中でも衣服の管理はとても大変なもの。
衣服については普段あまり意識しない箇所ですから、どれだけの服があれば良いのかわからないという方も多いことでしょう。
そこで今回は、一人暮らしの服の管理について解説していきます。
目次
一人暮らしの服の量はどのくらい?
結論から言えば、一人暮らしの服で管理できるのは、おおよそ100着程度だと言われています。(参照:https://www.chintai.net/)
ただし、これはあくまでも多い人の話で、少ない人であれば30着程度でも問題ないとされています。(参照:https://getnavi.jp/book/100447/)
この数は上着から下着まで全て含めた数ですので、スーツを着る方やパジャマを利用する方は、もっと少なくなることも。
特に女性の場合、次々に服を購入していくと管理しきれないということもあるので、大体の目安として覚えておくと良いでしょう。
どのくらい服があると一週間回せる?
では、実際にどれくらいの衣服があると一週間回すことができるでしょうか。
これらは洗濯のペースや季節によって変わってきますので、夏場と冬場に分けて解説します。
【夏場】
下着:8~10着程度
シャツ:10着程度
上着:5着程度
【冬場】
下着:7~8着
シャツ:5~7着
上着:5~7着程度
夏場は汗をかくことが多く、着替えとしてもう一セット用意することも多いと思います。
下着については一日一着程度で問題無いでしょうが、シャツは夏場は少し多めに持っておくと良いかもしれません。
逆に冬場は夏場と違い汗をかかないので、一日一着程度でも十分。
ただし、冬場は重ね着をすることが多いので、コート等を用意することを考えると夏場よりは多くなるはずです。
一人暮らしで服の量が少ないことのメリットとデメリット
では、一人暮らしにおいて服の量が少ないことがどれだけのメリットがあり、どれだけのデメリットを持っているのでしょうか。
ここでは服の量が少ないことのメリットやデメリットをいくつか解説します。
一人暮らしで服の量が少ないことのメリット
一人暮らしにおいて服の量が少ないこともメリットは、次の3点です。
メリット1.管理が楽
服の量が少ないことの一番のメリットは、服の管理が楽になるという点。
服の量が多ければそれだけ管理が大変になり、ずっとタンスにしまいっぱなしにしてしまうこともしばしば。
服の量を少なくすれば、自分の目の届く範囲で管理がしやすくなり、時間をかけずに捨てることもできるでしょう。
メリット2.スペースを取らない
服の管理に関連しますが、服が少なければ収納スペースにも困らなくてすみます。
服が多いと何かとスペースを取ってしまい、気が付けば部屋が服だらけということにもなってしまいます。
一人暮らしをするとなると部屋の数にも限りがあり、できるだけスペースを上手く使いたいもの。
そうなると、服の量はできるだけ少なくした方が良いでしょう。
メリット3.引っ越しの際に楽になる
服の量が多いと、引っ越しの際に苦労します。
荷物が多ければそれだけ引っ越しの料金がかかり、余計なお金がかかってしまいます。
洋服は何かとかさばってしまうもの。そうなると、その分だけ荷物が多くなってしまうことでしょう。
荷物が多ければそれだけ人手が要るため、お金がかかってしまうのです。
そうならないために、一人暮らしの際には服の量は少なくした方が良いと思います。
一人暮らしで服の量が少ないことのデメリット
一人暮らしの際に服の量が少ないことは、メリットだけではありません。デメリットもあるのです。
ここでは服の量が少ないこともデメリットを紹介します。
デメリット1.おしゃれは難しくなる
服の量が少ないということは、同じ服を何度も着てしまうことになります。
そうなると、毎回違う服を着ておしゃれに過ごすということは難しくなるでしょう。
おしゃれと快適さは、なかなか両立しづらいもの。おしゃれに過ごしたい人にとっては難しい課題になるかもしれません。
デメリット2.服が傷みやすくなる
服の量が少ないとなると、同じ服を着る回数が多くなります。
そのため、服の生地が傷みやすくなってしまいます。
繊維が切れてしまったり、穴が開いたりしてしまう等、様々なトラブルが発生しやすくなってしまいますので、一般的にはデメリットだと言えるでしょう。
デメリット3.洗濯のペースが多めになりがち
服の量が少ないとなると、それだけ洗濯の回数は増えていきます。
洗濯の回数が増えていくとそれだけ水道代がかかってしまいます。
一人暮らしにおいて、水道代がかかってしまうのは痛いところで、なるべく安く済ませたいところ。
このことは、服の量が少ないことのデメリットの一つだと言えるでしょう。
一人暮らしで服が多すぎる!断捨離すべき服の基準
基準①:長年着ていないもの
一番真っ先に捨てるべきは、長い間着ていない服。
その基準は様々ですが、だいたい1~3年間が一般的。
それだけ長い間着ていないということは、もう着る機会が無いということ。
長いこと着ていない服は、「いつか着るだろうから」と思わずに捨ててしまうと良いでしょう。
基準②:サイズが合わなくなってしまったもの
時間が経てば、体型も変化するもの。
そうなれば、昔は着ることができた服も着られなくなっていることだってよくあります。
サイズが合わなくなり、着られなくなってしまった服も処分してしまいましょう。
基準③:年齢にふさわしくないもの、流行が過ぎたもの
服というのは年齢によって似合うものとそうでないものがあります。
また、服の流行の流れは早く、昔流行していたものでも今となっては古臭いものに。
年齢的に合わないものや流行でないものも、捨ててしまうと良いでしょう。
基準④:似たデザインが複数あるもの
人の好みは様々ですが、どうしても同じようなデザインの洋服を買ってしまうこともあるでしょう。
同じようなデザインの服も1~2着だけあれば良く、それ以外の服は他の洋服で代わりになるので、同じようなデザインの洋服は捨ててしまっても良いでしょう。
(参照:https://www.chintai.net/)
まとめ
一人暮らしをしていると、服の問題は尽きません。
服の量が多いと、一人暮らしにはとても不便です。
そうならないように、日頃から服の量にも気を配っておきましょう。
万が一、服の量が多すぎて選択が大変という方にはコインランドリーを利用するのもおすすめ。
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