手間と時間がかかる面倒なアイロンがけ。できればやりたくないけど、きちんとしたイメージを与えるためには、とても大切な作業です。今回は、ワイシャツのアイロンがけをできるだけ楽にする「アイロンのかけ方」をご紹介。要領を覚えてサッと終わらせちゃいましょう!

アイロンのかけ方を知る前にチェックしたいポイント

脱水後、直ぐに取り出しているか?

ワイシャツのシワを防ぐためには、脱水後直ぐに洗濯機から取り出すことが大切です!

干す前にひと工夫! ハンガーにかける前に振ってる?

洗濯機から取り出したら、シャツの両肩部分を両手で持ち、

軽くバサッと振る

ことで大きなシワができるのを防ぎます。その後、シャツを簡単にたたんで、軽く「パンパンッ」とたたきましょう!

ハンガーは太めがおすすめ!

ワイシャツを干すときのハンガーは、なるべく太いタイプがよいです。面倒なアイロンがけの手間を少なくするためにも、ワイシャツが乾く前にできるだけシワを少なくしましょう!

アイロンのかけ方~準備すること~

用意するもの

・アイロン台
・アイロン
・霧吹き
・衣類
・当て布(不要の場合もあります)

確認すること

衣類に付いている絵表示を確認。設定温度や当て布が必要かなど、アイロンのかけ方に関する内容を事前に確認しましょう!

アイロンのかけ方~ポイント~

霧吹きでワイシャツ全体を湿らせる

ワイシャツなどの生地が薄い衣類は、少し濡れている状態でアイロンをかけると、シワが伸びやすくなります。

両手を使う

基本的なことですが、上手なアイロンのかけ方をマスターするには重要なポイントです! 片方の手でアイロンを持ち、もう片方の手で、縫い目を引っ張りながらアイロンをあてるとワイシャツがきれいに伸びていきます。

ジグザグではなく、直線的に動かす

ワイシャツをきれいにする上手なアイロンのかけ方は、アイロンを直線的に動かすのがポイント! ジグザグに動かしてしまうと、余計なシワができる原因になるので気をつけましょう。

アイロンをあてる部分を手で伸ばしてからかけること!

襟や袖部分など、アイロンをかける部分を手でサッと伸ばしてからかけると、時間をかけずにきれいな仕上がりになります。

アイロンのかけ方~手順~

▽襟
まずは襟からアイロンがけスタート。裏面からかけて、次に表をかけましょう! このとき縫い目を伸ばすように、襟先から中心に向かってアイロンを動かすことが大切です。反対側も同様に。洋服の襟は、表と裏で微妙に布の面積が違っています。

立体的な人の体に沿うように、縫い目が表から見えにくいように「きせ」をかけているためです。単純に右から左へ一直線にアイロンをかけると、襟先で布があまってシワが寄る場合があります。シャツの仕上がりを左右する襟先をピシッと決めるポイントです!

▽袖
袖の付け根をおさえながら、袖口から肩に向かって直線的にかけます。このとき、袖の表の縫い目を下の縫い目に合わせるのもポイントです。

▽身頃
ボタンを手でつまんでから、アイロンを引くように裾に向かってかけます。右前・左前身頃のどちらからでも大丈夫です。身頃をアイロンがけする際も、ワイシャツの前と後ろを揃えましょう!

胸部分は、胸から肩に向かってかけていきます。

まとめ

手間を少なくするアイロンのかけ方は、洗濯物を干す前から少し工夫をするのがポイント。そうすることで、時間のかかっていたアイロンがけもサッと済ませられます。