「おしゃれ着洗いって何?」
「おしゃれ着洗いの洗濯方法は?」
「おしゃれ着洗いと普通の洗濯は何が違うの?」

上記のような疑問や悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。この記事では、おしゃれ着洗いの意味や効果、洗濯方法について解説しています。

ぜひとも参考にしていただけたら幸いです。

おしゃれ着洗いとは?効果は?


おしゃれ着洗いを一言で言い表すと、「デリケートな衣類もしくは大切な衣類を、おしゃれ着用洗剤を使って洗う(洗濯する)こと」です。

おしゃれ着洗いとは?その効果は?次項ではわかりやすく簡潔かつ詳しく説明していきましょう。

おしゃれ着洗いとは

おしゃれ着洗いとは、おしゃれ着用洗剤を使用し、洗濯機の「手洗いコース」や「おしゃれ着コース」もしくは「手洗い」で洗濯することです。
おしゃれ着洗いをすることで、色あせ・色落ちやシワ・羽毛立ちなどを防ぎながら洗濯できるようになります。

おしゃれ着とは一般的にデリケートな衣類(※1)を指し、普通に洗濯すると衣類に大きなダメージを与えてしまいます。

またデリケートな衣類だけとは限らず、自分のお気に入りの洋服や大切に洗いたい衣類を「おしゃれ着」と言い表すこともできるでしょう。

※1→例)・ウールやセーター、カーディガンなど ・絹や麻のブラウス、ワンピースなど ・学生服やセーラー服、スラックスやスカート・ジャンパーなど

おしゃれ着洗いの効果は?

おしゃれ着用洗剤を使って洗濯することで、型崩れや色あせ・色落ち、シワや縮みといったダメージを衣類に与えません。他には、着ている間に毛玉が付着するのを防ぐ効果もあります。まさにデリケートな衣類や大切な衣類に適した洗濯方法といえるでしょう。

なぜおしゃれ着洗い特有の効果を発揮するのか、それは「洗剤の違い」にあります。普段の洗濯では「弱アルカリ性」の洗剤を使用することが多いです。

弱アルカリ性の洗剤は汚れを落としやすくする酵素などが入っていますが、衣類にダメージを与えてしまう可能性もあります。

一方、おしゃれ着洗いでは「中性洗剤」を使用します。
中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)は普通の洗剤より洗浄力は高くありませんが、酵素などが入っていないため、ダメージを抑えながら洗濯することが可能となっています。

おしゃれ着洗いの洗濯方法について

ここからは、おしゃれ着洗いの洗濯方法について説明していきましょう。まず、おしゃれ着洗いができるかどうか確認する必要があります。下記3つのマークは、おしゃれ着洗いに適しています。



引用元:洗濯表示(平成 28年12月1日以降) | 消費者庁 (caa.go.jp)

おしゃれ着洗いをしてはいけないのは、下記のマークがある場合です。

引用元:洗濯表示(平成 28年12月1日以降) | 消費者庁 (caa.go.jp)

また初めて洗う衣類は、事前に色落ちしないか確かめておきましょう。洗剤液を含ませた白いタオルを、衣類に強く押し当てる(目立たない部分)ことで確認できます。
次に洗濯ですが、洗濯機・手洗いのどちらで洗うかでやり方は変わってきます。それぞれの洗濯方法を説明していきましょう。

洗濯機の場合

①衣類を洗濯ネットに入れる
②「おしゃれ着コース」を選んでスタートを押す
③給水が止まったら一時停止し、おしゃれ着用洗剤を「洗濯・脱水槽」内に入れ、手で軽く混ぜる
※「洗濯・脱水槽」内の水温は30℃以下にしておく
④洗濯物をたたんで水中に押し込み、上ぶたを閉め、再スタートする
⑤ブザーが鳴ったら終了

手洗いの場合

➀洗面器に水とおしゃれ着用洗剤を入れる
②洗面器に衣類を入れて優しく押し洗いする
③洗面器ですすぎをする
④タオルで水気を吸い取るor洗濯機で脱水をかける

まとめ

この記事では、おしゃれ着洗いの意味や効果、洗濯方法について解説しました。おしゃれ着洗いをすれば、デリケート・大切な衣類をわざわざクリーニング店に持ち込む必要もありません。

洗濯表示を見て正しい洗濯方法でおこなえば、一生に渡って「おしゃれ着洗い」の知識は役立ちます。服の長持ちにも繋がるでしょう。

この記事が少しでも参考になったなら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。