綺麗に洗った洗濯物に虫がついていたら、だれでも嫌な気持ちになるものです。
洗濯物に虫が集まってしまうときは、対策法を知っておくと役立ちます。

本記事では、洗濯物に虫がつく原因や、虫の対策法について説明します。

また、洗濯物につきやすい虫の種類も紹介するので、洗濯物に虫がついて困っている方はぜひ参考にしてみてください。

洗濯物に虫がつく原因は?


ベランダに洗濯物を干していると、虫がつくことがあります。せっかく洗った衣類に虫がつくと、不快に感じる方も多いでしょう。そもそも、なぜ洗濯物に虫が寄ってくるのでしょうか?ここでは、洗濯物に虫がつく原因を説明します。

原因①柔軟剤の甘い香りがしている

柔軟剤を使用している方は、虫が集まる香りを使っていないかチェックしましょう。柔軟剤の香りが強いと、虫が寄ってきやすくなります。とくに、柑橘系やフローラル系の香りがする柔軟剤を使っている方は、注意が必要です。

原因②白い壁が近くにある

虫は明るい場所に集まる習性があり、白色にも集まりやすいです。そのため、洗濯物を干す場所に白い壁があると、虫がつきやすくなります。また、壁だけでなく白い洗濯物を干していても、虫が集まりやすいといわれています。

原因③夕方に干している

虫の動きが活発になるのは、夕方から夜にかけてです。夕方以降に洗濯物を干すと、虫がつきやすくなります。また、暗い時間帯は家から光がもれて、虫が集まりやすい場合もあります。遅い時間に洗濯物を取り込むと、虫が室内に入り込む可能性もあるので気を付けましょう。

洗濯物につく虫について

洗濯物につきやすい虫は、カメムシ・ダニ・蛾・ハチ・ゴキブリなどです。危険性が高いのは、ハチです。ハチに刺されると腫れや痛みが現れ、人によってはアレルギー反応が起きます。

同じく人に害があるのは、ダニです。ダニに噛まれるとかゆみを発症したり、アレルギー反応を起こしたりします。

虫によっては、洗濯物にフンをしたり卵を生みつけたりします。洗濯物に虫がついていたときは、汚れがないかを確認しましょう。

虫から洗濯物を守る防止対策について


洗濯物に虫がついて困っている方へ向けて、対策法を紹介します。4つの方法を紹介するので、取り組みやすいものから試してみてください。

対策①香りの強い柔軟剤は避ける

虫が集まる要因の1つが、甘い香りの柔軟剤でした。フルーツ系やフローラル系の香りがする柔軟剤を使用している方は、無香料や微香料のものに変えるのがおすすめです。また、虫はメントールを嫌うため、ミントの香りがする柔軟剤も効果的です。

対策②夕方以降は外に干さない

虫の活動量が増える夕方以降は、外に洗濯物を干さないようにしましょう。昼間に洗濯物を干している方は、暗くなる前に取り込むと予防できます。また、どうしても夜に干す場合は、部屋干しするなどして対策しましょう。

対策③虫よけグッズを使う

ホームセンターやドラッグストアでは、さまざまなタイプの虫よけグッズを販売しています。吊るして使う虫よけやスプレータイプの防虫剤など、簡単に使えるものが多いので試してみてください。

また、薄めた木酢液を洗濯物の近くに置くのも効果的です。木酢液とは、木炭を焼いたときに出る煙を冷やして液体にしたものです。とくにハチ対策に効果があるといわれています。

対策④洗濯物をテントやネットに入れる

洗濯物用のテントや防虫ネットを使用する方法もあります。素材はメッシュやネットでできているため、洗濯物が乾きにくくなる心配はありません。物干し竿も含めて覆うには、大きめのネットが必要です。新しいテントやネットを購入する場合は、大きさをチェックしてから購入しましょう。

まとめ

洗濯物に虫がつく原因の1つは、甘い香りの柔軟剤です。
虫がついて困っている場合は、柔軟剤の香りを変えてみるのがおすすめです。
また、夕方以降は虫の動きが活発になります。

遅い時間帯の洗濯は避けて、できるだけ昼間に干すようにしましょう。
虫の対策法は、虫よけグッズを使う方法やネットに入れて干す方法もあります。
虫よけグッズはホームセンターやドラッグストアで購入できるので、ぜひ試してみてください。
本記事で紹介した対策法を参考にして、虫の被害を予防しましょう。