「メイクブラシってどう洗うのが正解なの…?」

そのように、お悩みではありませんか?

たしかに使用する道具や、どのタイミングでお手入れするのが適切なのか気になりますよね。

そこで今回は、メイクブラシの洗い方について紹介していきます。

また、お手入れの際の注意点などについても解説するので是非最後までご覧ください。

目次

メイクブラシを洗うタイミングを見分ける方法

メイクブラシを洗うタイミングを見分ける方法は主に3つほどあります。

頻度としては、基本的に毎日メイクをする人であれば3週間~4週間に1度のペースで洗うのが理想的です。

またここでは、お手入れするタイミングを見極めるポイントを1つ1つ解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 溜まった汚れが目視で確認できる
  2. チクチクする
  3. 所々固まってきた

溜まった汚れが目視で確認できる

お手入れが必要なメイクブラシには、目視でも確認できるほど汚れが溜まっています。

基本的にメイクブラシでは粉物の化粧品を取り扱うことが多いですが、数回使った程度では粉状のものが溜まることはありません。

何度も粉をブラシに付けることによって、皮脂などとともに粉も定着して溜まってしまいます。

メイクブラシに汚れが溜まっているとすぐに確認できるような状態であれば、すぐにお手入れすることをおすすめします。

チクチクする

メイクブラシを肌にあてた時にチクチクするようであれば、それはお手入れをしなければいけないサインです。

毛に汚れが溜まってくると毛と毛が束になり、くっついてしまい肌にチクチクした痛みを与えます。

このように刺激物は肌にとっても悪影響なので、違和感を感じたらすぐに洗うようにしましょう。

所々固まってきた

メイクブラシを何度も使用していると、皮脂などの油分成分や保湿成分などからブラシが束状になって固まってきます。

とくにブラシはもともとふわふわな物が多いため、その違いは一目瞭然でしょう。

「以前より肌触りが悪い」「毛が抜けるようになってきた」という現象があれば、それはお手入れする時期がきたサインなので、洗うようにしましょう。

簡単!メイクブラシの洗い方5ステップ

メイクブラシをお手入れする際には主に5つのステップがあります。

毎日使うメイクブラシを清潔に使用できるように、正しいお手入れ方法で洗うようにしましょう。

では手順ごとに1つ1つ解説していくので、お手入れ方法に悩まれている方はぜひ参考にしてみてください。

  1. お手入れに必要な道具を準備する
  2. メイクブラシの汚れを拭き取る
  3. メイクブラシを濡らす
  4. 洗剤で洗う
  5. 十分に乾かす

①お手入れに必要な道具を準備する

メイクブラシをお手入れする際はまず、以下の道具を準備しましょう。

  • ティッシュ
  • 洗剤(専用クリーナーがベスト)
  • コップor洗面器
  • ぬるま湯
  • タオル
  • ブラシ用コーム(あればでOK)

ほとんどの道具が自宅にあるような物ばかりなので、追加で準備する物は少ないでしょう。

ただ、ブラシを洗浄する洗剤は用意しなければいけません。

洗剤は専用クリーナーを使用するのがベストですが、無い場合は他の物でも代用可能です。

代用するものによって分量などが異なるため、詳しくは「④洗剤で洗う」の箇所で説明します。

ブラシの素材によっては代用品でも不向きなものもあるので、使用する前にしっかりと確認を行なってください。

②メイクブラシの汚れを拭き取る

まずは、ブラシに何もつけていない状態で汚れを拭き取りましょう。

この際、用意したティッシュで表面についた皮脂やパウダーなどの汚れをある程度落とします。(コットンでも代用可能)

その後、ブラシ用のコームなどがあれば筆先を整えると、より汚れが落ちやすくなるでしょう。

最初から濡らすより、この行程を踏むことで汚れが浮き、しっかり落とすことができます。

③メイクブラシを濡らす

次は、用意したコップか洗面器にぬるま湯を入れてメイクブラシを濡らしましょう。

このとき温度に注意して、熱すぎず冷たすぎないぬるま湯にすることがポイントです。

35度ぐらいの温度が理想的といえます。

④洗剤で洗う

メイクブラシを濡らしたら、洗剤を溶かしたぬるま湯を用意しましょう。

まずは穂先をぬるま湯につけてゆっくりと振り洗いをし、落ちにくい場合は、もみ洗いをしてしっかりと汚れを落としてください。

ただこの時に、力強く揉んだり擦りすぎたりしないよう注意しましょう。

専用のクリーナー

メイクブラシには専用クリーナーが販売されています。

専用クリーナーの代用は他の物でも可能ですが、筆を傷めずに確実に汚れが落とせるのは専用クリーナーです。

ブラシを長期的に使う予定であれば、なるべく専用のクリーナーを使うのが安全といえます。

シャンプー&トリートメント

専用クリーナーが自宅にない場合は、シャンプー&トリートメントでも代用可能です。

まず、シャンプーをぬるま湯に1滴~2滴垂らして、よくブラシをすすぎましょう。

その後すすぎ残しに注意して、同じようにぬるま湯にトリートメントを1滴~2滴垂らしてください。

とくにフェイスブラシで使用するような毛が長いブラシは、トリートメントを行なうとふわふわに仕上げることができます。

中性洗剤(食器用洗剤)

中性洗剤とは基本的に食器用洗剤のことを指します。

専用クリーナーは無くても、食器用洗剤であれば用意できるという方も多いでしょう。

中性洗剤をぬるま湯に投入する割合は、何用のブラシを洗うかによって変わってきます。

たとえば、油分の多いファンデーションやリップを使用するブラシの場合は、「ぬるま湯50:中性洗剤1」の割合で入れて下さい。

逆にパウダーのような油分の少ない化粧品で使用したブラシであれば、「ぬるま湯200:中性洗剤1」の割合で入れるとよいです。

洗剤の泡がたたなくなるまで、十分にすすぎましょう。

メイク落とし

クレンジングオイルなどは洗浄力が高く、ブラシ部分が痛みやすいため、おすすめのお手入れ方法ではありませんがメイク落としでも代用可能です。

メイク落としは基本的に、他の方法で洗った後に落ち切れていなかったしつこい汚れに対して洗うと良いでしょう。

クレンジングオイルしか家にない場合はできるだけ薄めて使用することをおすすめします。とくに天然ブラシなどはデリケートな毛質のため、毛が痛む原因になってしまいます。

ハンドソープ

ハンドソープでも代用可能です。

泡状のハンドソープの場合は泡ソープをブラシに乗せましょう(他の洗剤の場合はブラシが痛む原因となるので、直接付けないで下さい)

乗せたら、ブラシの毛の流れに沿ってもみ洗いをしましょう。

このときはなるべく力を入れずに、優しく洗ってください。

仕上げはよくすすいで、ハンドソープのすすぎ残しがないように注意してください。

⑤十分に乾かす

十分にすすいだあとは、ブラシを乾かします。

毛の形を崩さないように、用意したティッシュやタオルなどで一通り水気を拭き取ってください。

メイクブラシは室内で乾かすとカビが発生してしまう可能性があるので、外で乾かすのが理想的です。

ただ、直射日光に当たるとブラシが痛んでしまう原因となるため、風通しの良い日陰で乾かすことをおすすめします。

乾かすときは、メイクブラシの毛の部分を下向きにし、しっかりと水気が切れるような向きにしておきましょう。

とくに、リップブラシやアイシャドウブラシなどに比べて、フェイスブラシなどの毛量が多いブラシは中まで乾きにくい傾向にあるので、しっかりと時間をかけて乾かしてください。

メイクブラシやメイクスポンジなどと一緒に乾かせる吊り下げ式のアイテムも販売されているので、チェックしてみると良いでしょう。

メイクブラシを洗わないといけない3つの理由

メイクブラシは様々な理由から、定期的にお手入れをする必要があります。

ここではそんな、メイクブラシを洗わないといけない理由を3つ紹介するので、毎日化粧でブラシを使用している方は是非最後まで読んでみて下さい。

  1. 肌トラブルを引き起こしやすくなる
  2. 化粧ノリが悪くなる
  3. ケーキングが起きやすくなる

肌トラブルを引き起こしやすくなる

汚れているメイクブラシを継続的に使用していると肌トラブルを引き起こしやすくなります。

使用したメイクブラシには多くの雑菌が繁殖しています。

ほかにもホコリやファンデーションの油分などは肌に悪影響を与える原因です。

これらの雑菌が肌に付着してしまうと、ニキビなどの肌荒れが起きやすくなるため、注意しましょう。

肌荒れを引き起こさないようにするためにも、メイクブラシは定期的に洗い、清潔さを保つことをおすすめします。

化粧ノリが悪くなる

汚れたメイクブラシを使用すると、化粧ノリが悪くなります。

またメイクブラシに粉含みが悪くなってしまい、塗るとムラができやすくなるデメリットも生じます。

そのせいで、厚化粧になってしまうこともあるので、メイクの完成度をあげたい方はメイクブラシを清潔に保ちましょう。

ケーキングが起きやすくなる

汚れがついたメイクブラシを使用していると、化粧品がケーキングを起こしやすくなります。

ケーキングとは、使用中のパウダーファンデーションや粉おしろいなどの表面が固くなる現象です。

これは皮脂や保湿成分などの油分が、化粧品に付着することが原因で起きるので、パウダーファンデーションやパウダー状のシェーディングを使用している方は気を付けましょう。

また、ケーキングを起こした部分は使用できなくなってしまうので、化粧品を無駄にしないためにも定期的なお手入れをおすすめします。

メイクブラシをお手入れする際の注意点

メイクブラシを洗う際には、いくつかの注意点があります。

これらの注意点を把握していないと、ブラシが痛む原因にもなってしまうので、ぜひ最後までご覧ください。

  1. 漬け置き洗いは避ける
  2. 強い力を加えない
  3. 乾かし方に気を付ける
  4. 直接洗剤を付けない

漬け置き洗いは避ける

メイクブラシの漬け置き洗いは避けるようにしてください。

理由として、メイクブラシの根元には接着剤が使用されており、長時間付けておくと接着剤に強い影響を与えてしまう可能性があります。

また、ブラシの毛抜けや劣化の原因にもなってしまいます。

強い力を加えない

メイクブラシを洗うときは、強い力を加えて洗わないようにしてください。

頑固な汚れがある場合、なかなか落ちないと力を加えて洗いがちになりますが、それはブラシの毛が抜ける原因にもなります。

強くこすったり、引っ張ったりしないように優しく洗うようにしましょう。

とくに天然ブラシは職人の手で1本1本手作りしているので、取り扱いには少し気を付ける必要があります。

乾かし方に気を付ける

メイクブラシを洗った後は、乾かし方に注意してください。

早く乾かしたいがゆえ、ドライヤーで乾かしたり日当たりの良い場所で乾かすことは避けましょう。

とくに天然毛を使用したブラシは強い日差しや熱風に弱いため、劣化が早くなってしまいます。

また、ドライヤーでは熱風で毛先のまとまりが失われる可能性もあります。

メイクブラシを長く利用するには、乾かし方にも気を付けるようにしましょう。

直接洗剤を付けない

メイクブラシを洗うときは、直接洗剤を付けないようにしてください。

力が加わりすぎてしまい、抜け毛の原因になります。

また、動物毛の場合はブラシに洗剤を付けてしまうと、本来の油分が落ちる可能性もあるので注意しましょう。

さらに洗剤が付きすぎてしまい、洗剤のすすぎ残しの可能性も高まります。

メイクブラシを正しく洗って清潔に保とう!

ここではメイクブラシの洗い方について解説してきましたが、いかがでしたか?

衛生面や肌荒れのリスクを考えると、メイクブラシには定期的なお手入れが必要になってきます。

メイクブラシを傷めずに長持ちさせるためにも、正しい洗い方が大切になります。

注意点を踏まえつつ、適切な洗い方でメイクブラシを清潔に保ちましょう。

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