「マンション共用部のコインランドリーってぶっちゃけどうなの?」とお考えではありませんか?
将来、資産価値が下がりにくいマンションを購入したいと考えている方にとって、今のニーズやトレンドを抑えたコインランドリー付きの物件は気になりますよね。
そこで、コインランドリー付きマンションの“人気の理由”やコインランドリー付きマンションの“メリット・デメリット”を解説します。
コインランドリー付きマンションに“向いている人と向いていない人”のそれぞれの特徴も紹介しますので是非参考にして下さい。
目次
コインランドリー付きマンションが人気の理由
「マンション内にコインランドリーがあると使用するか?」というアンケート調査では63%の人が利用すると答えました。(2023年6月弊社調べ:マンション在住の女性330名対象)
コロナウイルス感染症蔓延以来、外出先の洗濯物を部屋に持ち込まず洗濯・高温乾燥できるコインランドリー施設があるマンションが注目され、近年ニーズも高まり年々増加しています。
そこで、コインランドリー付きマンションが人気の理由を3つご紹介しましょう。
需要と供給が一致している
コインランドリー付きマンションが人気の理由は、需要と供給が一致しているからです。
高層マンションは、上層階になればなるほど風が強く、室外に洗濯物を干せば飛ばされてしまう危険性があります。
そもそも多くのマンションでは、景観や落下防止の観点からバルコニーなどに布団や洗濯物を干すことを禁止している物件も多いため、コインランドリー付きマンションは需要と供給が一致していると言えるのです。
いざという時に便利
コインランドリー付きマンションは、いざという時に便利です。
例えば、引っ越したばかりで洗濯機がすぐには用意できない場合や、急に洗濯機の電源が入らなくなって壊れた場合などは重宝するでしょう。
また、仕事が不規則な人は夜中でも自分の隙間時間に利用できることや、雨で乾きにくい場合でも大いに活躍してくれます。
時間の有効活用と支出削減
コインランドリー付きマンションなら、クリーニング屋に行く回数が減り、水道代・電気代・洗剤代を節約できるので、時間の有効活用と支出削減に役立ちます。
特に、近年増加傾向にある夫婦共働き家庭では、家事の時短や支出を抑えたいという思いが強く、大型機器なら毎日の洗濯を週末にまとめてすることも可能です。
一般的な家庭用洗濯機は7㎏前後ですが、大型のコインランドリーなら20㎏以上のものもあるので、何度も家庭用の洗濯機を回すよりも大型機器なら1度で済むのでお得になります。
コインランドリーの乾燥時間は10分や15分刻みで調節できて、一人暮らしなら30分前後でほぼ乾燥し終わるので時短にもなるでしょう。
コインランドリー付きマンションのメリット
コインランドリー付きマンションには、どんなメリットがあるのでしょうか?
コインランドリー付きマンションのメリットを6つご紹介します。
大型の洗濯物も移動せずにできる
コインランドリー付きマンションでは、毛布やカーペット、布団やカーテンなどの大きなものも移動せずに洗えます。
コインランドリー付きマンションは、敷地内に大型機器があるため、車に布団を積んで出掛けるといった面倒な手間はありません。
遠くのコインランドリーまでわざわざ行く必要もなく、雨の日でも濡れずに利用でき、部屋が窮屈になる部屋干しや嫌な生乾き臭からも解放されます。
ガス乾燥機は乾きが早い
業務用コインランドリーの多くは、ガス乾燥機が用いられているため、家庭用の電気式よりも乾燥時間が早いのが特徴です。
電気式では2時間ほどかかるものが、ガス式乾燥機なら約30分でふんわりふかふかに仕上がります。
住戸専有部に洗濯物置き場を確保しなくてよい
コインランドリー付きマンションなら、洗濯乾燥機が必要ないため、洗濯物置き場の確保をしなくてもいいです。
洗濯乾燥機を置く空間も部屋干し用のランドリールームも必要ないため、部屋も有効的に使え、見た目もスッキリします。
また洗濯機が室内にあれば、ホースの緩みや排水溝の詰まりなどから水漏れの可能性もあるため、階下の住人に迷惑をかけるリスクもありません。
プロの仕上がりを味わえる
コインランドリー付きマンションは、家庭用の洗濯機では体験できないプロの仕上がりを味わえます。
コインランドリーは、家庭用洗濯機より高性能で洗濯物を洗いあげるため、ふんわりと乾いた心地よい綺麗な仕上がりになるでしょう。
肌触りが良くシワもつきづらく、ドラムの遠心力でホコリや花粉、ハウスダストを飛ばせるメリットもあるのです。
高温で乾かすので殺菌・除菌の効果があり、家庭用の乾燥機で落ちない衣服のニオイを消臭してくれます。
無料で利用できる
ワンランク上の分譲マンションだと、洗濯機・乾燥機・靴洗い機・洗剤も含め無料で利用できます。
例えば、2021年2月に竣工した分譲マンション「イニシア大森町N’sスクエア(東京都大田区、総戸数112戸)」1階の共用スペースに、ガス式ランドリー(洗濯機3台・乾燥機3台)と靴洗い機1台が設置されていました。入居者は、洗剤も含め無料で利用できます。
衣類用のコインランドリーだけでなく、靴専用の洗濯乾燥機は、子どもの上履きや運動靴などを洗いたいファミリーにも嬉しい設備です。
自動投入の洗剤で洗えるタイプが多く、靴専用の洗剤も買わずに済みます。
いつでも洗濯可能
コインランドリー付きマンションは、昼夜問わず24時間いつでも洗濯可能なところが多いです。
マンションは、隣人と壁で仕切られ、床の下は低層階の住人がいるため、家の洗濯機を使う場合、洗濯をする時間を考えないと騒音トラブルの原因になります。
コインランドリー付きマンションであれば、3交代や夜勤など不規則な仕事の方は特に、時間を気にせず早朝や深夜でも洗濯できるメリットがあるでしょう。
コインランドリー付きマンションのデメリット
コインランドリー付きマンションのデメリットはどんな事が考えられるのでしょうか?
コインランドリー付きマンションのデメリットを3つご紹介します。
使いたい時に誰かが使用している
コインランドリー付きマンションのデメリットは、使いたい時に使えないことです。
住人に対し、設置している台数が少ない場合がほとんどなので、使いたい時に誰かが使って使用できない場合があります。
湿気の多い日や雨の日、週末などは、いつもよりもコインランドリーを使う住人が増えるため、そのような場面に出くわすことが多いでしょう。
その場合は、また洗濯物をもって出直さなければならないため面倒に感じることもあります。
置きっぱなしにできない
コインランドリー付きマンションのデメリットは、置きっぱなしにできないことです。
マンションに設置してあるコインランドリーは、入居者なら誰でも使用できるため、乾燥が終わる時間よりも1〜2分早めに取り出しに行きましょう。
混雑している時は特に、乾燥機のことを忘れて置きっぱなしにしておけば、他の住人に勝手に取り出されてしまい、場合によっては見られたくないものも放置されている可能性があります。
顔見知りの住人なら、なおさら自由気ままに利用できないでしょう。
家賃が高くなりがち
コインランドリー付きマンションやコインランドリーが近くにある物件は、周辺環境が充実しているので、家賃が高くなりがちです。
コインランドリー付きマンションであれば、その他にもPCルームやトレーニングジムなども導入し付加価値が付いている可能性もあります。
そのため利便性の高い施設がついていればいるほど、不動産に付加価値が付き、家賃が高くなる傾向です。
コインランドリー付きマンションに向いている人
コインランドリー付きマンションに向いている人は次のような人です。
・家事時間をあまりとれない方
・帰宅時間が遅くなりがちな方
・部屋干しスペースのない方
・急な雨でも取り込めない方
・一人暮らしで初期費用を抑えたい方
コインランドリー付きマンションに向いてない人
コインランドリー付きマンションに向いていない人は次のような人です。
・他人と共用するのは嫌な方
・家電にこだわりのある方
・住戸内に洗濯機を置きたい方
・少量を毎日洗濯する方
コインランドリー付きマンションはやっぱり便利!
コインランドリー付きマンションは、家庭で洗濯するよりも仕上がりもよく、大型の毛布や布団も洗うことができるのでとっても便利です。
マンション内にコインランドリーがあるので、雨の日でも家でまったり過ごしている間に家事が完了します。
また、家庭用の洗濯機よりも大容量なので、一度に3回分の洗濯物が一気に片付き、時間やお金の節約にもなるでしょう。
しかし、雨の日などは利用する住人が一気に集中するため、自分のタイミングで洗濯できない場合もあり、家賃も高い傾向です。
コインランドリー付きのマンション以外にお住まいの方は、お近くのコインランドリーを利用することを提案します。
家から近く最適なコインランドリーを検索するには、コインランドリー総合サイト「LAUNDRICH(ランドリッチ)」がおすすめです。
「LAUNDRICH(ランドリッチ)」なら、スマホ1つで約3,700件のコインランドリーから設備の有無や待ち時間も確認でき便利に利用できます。
また、洗濯にまつわる最新情報も満載なので是非チェックしてみて下さいね。
LAUNDRICH編集部
コインランドリーの使い方や洗濯のコツ、衣類のお手入れ方法などのお役立ち情報をお届けします。