衣類やカーペットなどにできる毛玉。お気に入りの洋服も、毛玉だらけで見た目が悪くなってしまうと、ちょっとショック。既に、毛玉がたくさんできていると、処理が面倒ですよね。
今回は、衣類の毛玉を防ぐ方法や簡単な処理方法をご紹介します。
目次
毛玉の原因と毛玉ができやすい箇所
綿、シルク、カシミヤ、ウール、アクリル、ポリエステルなど。セーターやマフラーに使われている素材は毛玉ができやすいです。
シルクやカシミヤなど、着心地がよく、お気に入りの洋服はできるだけ長く着たいですよね。下記では、毛玉をできるだけ防ぐ方法をみていきましょう。
毛玉を取る前に。毛玉ができるのを防ぐ方法
衣類を着た後にサッと手入れをする
たくさんできてしまった毛玉を取るのは手間がかかるし、面倒ですよね。でも、衣類を着た後に少しだけ手間を加えれば大丈夫。
衣類を着た後に、洋服用ブラシを使って毛並みを整えましょう。毛並みを整えることで、毛羽の絡みを防ぎ、結果的に毛玉ができるのを防止します。
洗濯する際にちょっと工夫をする
ニット類を洗濯するときは、必ず洗濯用ネットに入れ、衣類は裏返しにしましょう!
短時間コースで洗うのがおすすめ。また、おしゃれ着洗いなどの柔軟剤の種類によっては、毛羽や毛玉を防止するタイプもあるので、チェックしてみてくださいね。
おすすめの毛玉の取り方
毛玉取りに大切なのは、専用の道具を使うこと。ご存知かもしれませんが、絶対に手でむしるのはNGです!
毛玉取り用ブラシを活用
クリーニング店の方がセーターの毛玉を取る際に、歯ブラシを使ってみたところ、すごくきれいに毛玉が取れたのが毛玉取り用ブラシ開発のきっかけだとか……。
毛玉取り用ブラシで毛玉を上手に取る方法はこちら。
▽衣類を平らなところへ広げて置く
▽片手で衣類を押さえ、編み目と平行にブラシを動かす
▽ブラシの毛先に毛玉を引っかけ、軽くひねる
毛玉取り器を活用
毛玉取り器は、100円ショップなど安価なモノもあります。でも、性能や長く使うことを考えると、1000円以上の毛玉取り器がおすすめ。電池不要のタイプは、2000~6000円程度かかることも。
値段が高めの毛玉取り器は、海外の電源でも使えるタイプや、毛足を残す長さを何段階か調節できるタイプなどがあります。
市販されている毛玉取り器で人気のモノは、テスコムの“毛玉クリーナー”や泉精器製作所の“毛玉とるとる”など。値段は少し高めですが、多少はお金がかかっても、衣類の手入れをきちんとしたい方は購入してみてもよいですね。
まとめ
デザインや着心地がよくお気に入りの衣類も、毛玉ができちゃって着られない。そんなとき、すごく残念ですよね。たくさんの毛玉を取るのは少し手間ですが、衣類を着る度にちょっとだけお手入れをすれば大丈夫!
また、毛玉取りの道具を活用することで、衣類を買う際に「毛玉ができそうだから買うのをやめておこうかな……」なんてことも考えなくてよいかも。
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