雨の日に洗濯物がなかなか乾かず困ったことはありませんか?

洗濯物は天気に関わらず溜まっていくもの。

特に、雨が続く梅雨の季節や、天気が不安定になりやすい台風の時期は、外に干せない日が続いてしまいます。

今回は、そんな洗濯物を雨の日でもなるべく早く乾かすポイントをまとめました。

乾かない洗濯物にお悩みの人は、ぜひ参考にしてみてください。

洗濯物を早く乾かす方法を5つ紹介

方法1.洗濯物の間隔を15cm程度あける

洗濯物を早く乾かすためには、風通しを良くすることが重要です。

洗濯物同士の間隔が近いと風が通らず、なかなか乾きにくくなってしまいます。

最低でも10cm程度あけて、風が通るスペースを確保してみましょう。

方法2.ボトムは裏返して干す

洗濯物の種類によっては、工夫して干さないとなかなか乾かないものがあります。

例えば、布が重なりあう部分が多いジーンズやスカートなどのボトム類は、裏返して筒状にして干すのがポイント。

これにより、ポケットの部分もしっかり風を通すことができるため、早く乾きます。

方法3.襟やフードが付いている服は逆さにして干す

襟やフードは乾きにくい部分ですが、逆さにして干すことでしっかり風を通して乾かすことができます。

襟を立てたりフードをしっかり広げたりして、重なっている部分をなるべく少なくし、風通しを良くするのがポイントです。

方法4.風通しの良い部屋の真ん中に干す

部屋干しをするときも窓際やカーテンレールに干しているという人は少なくありません。

しかし、窓際は風が行き止まりになり案外乾きが悪いものなのです。

干すスペースに余裕があるなら、風の通り道である部屋の中央に干すと乾きが早くなります。

方法5.洗濯物の下に新聞紙を置き、扇風機で風を送る

扇風機で洗濯物に風をあてるのも、早く乾かすために有効です。

また、洗濯物の下に新聞紙を敷くことで、周辺の湿気を吸い取ってくれるので、手軽に試せる方法としてぜひやってみてください。

風を送りながら湿気を取り除くことで、洗濯物が通常よりも早く乾きます。

すぐに洗濯物を乾かすポイント5つ紹介

1.脱水を2回行う

脱水を2回行うことで、水分をより取り除くことができます。

衣類がしわになりやすいというデメリットはありますが、しわが気にならない洗濯物には有効です。

洗濯物の表示や材質をチェックしてから行いましょう。

2.脱水時に乾いたバスタオルを入れる

脱水の際に、乾いたバスタオルを一緒に入れることで、余分な水分をバスタオルが吸ってくれます。

できるだけ洗濯物から水分を取り除くことが、早く乾かすコツです。

3.アイロンをかけてから干す

洗濯物を干す前にアイロンをかけるのも、早く乾かすために有効です。

アイロンで熱を加えることで水分が蒸発し、乾く時間が短縮されます。

ただし、材質によっては高熱に弱いものもあるので、表示をチェックしてから行ってください。

アイロンをかけることで、しわが伸ばされ形が整うというメリットもあります。

4.ドライヤーを使う

急いで乾かしたいものには、ドライヤーと大きめのビニール袋を使いましょう。

ビニール袋の閉じた方の角2か所を少しカットして、洗濯物の水分が抜けていくための穴をあけます。

あとは、ビニール袋に洗濯物を入れて、中にドライヤーをあてて風と熱を送るだけ。

洗濯物に近づけすぎると熱を持ち危険です。

適度に離して風を送るのがポイント。

簡単な方法ですが、急いで乾かしたいときに役立つ方法なので覚えておいて損はないでしょう。

5.除湿器を使う

除湿器をお持ちの方は、洗濯物を干している部屋で除湿器を作動させましょう。

扇風機よりも効率的に、洗濯物の乾きを早めることができます。

乾かすときの注意点

注意点1.干し方に気を付ける

乾かすときは、洗濯物の間を風が通る形で干すのが大切です。

上でお伝えしたように、洗濯物の間に隙間を設けるのもポイントですが、もうひとつ早く乾かす干し方があります。

角ハンガーで洗濯物を干している人は、外側には長いものを、中心部には短い靴下などを干すのがおすすめ。

中心に風の通り道ができることで、よりスムーズに乾きます。

注意点2.ハンガーは厚みのあるものがおすすめ

細い針金ハンガーは、洗濯物の生地同士がくっついてしまい、乾きにくくなります。

よりスムーズに乾かすためには、厚みのあるハンガーを使って隙間をあけてあげることがポイントです。

生乾きの嫌なニオイの原因は雑菌の繁殖

洗濯物を乾かすスピードに注意

生乾きの洗濯物の嫌な原因のひとつに「雑菌」の繁殖があげられます。雑菌は湿気を好むため、洗濯物がしっかり乾かないままの状態や、汗などの汚れを落としきれなかったことなどにより繁殖。そのため、洗濯後はできるだけ早く洗濯物を乾かすことが大切です。洗濯した衣類を洗濯槽やカゴに放置したまま……。なんてことも悪臭の原因になるので、気をつけましょう。

一度に洗濯する洗濯物の量に注意

一度の洗濯でキレイに洗濯するには、多くても洗濯槽の約8割までが限度です。あまりにも多くの洗濯物を一度に洗濯すると、洗剤を含んだ洗濯水が洗濯物全体に行き渡らないため、汚れが落ちきらずに洗濯物に残ってしまいます。洗濯物についた皮脂などをエサにする雑菌が繁殖する原因になることも。生乾きを防ぐには、一度に洗濯する量にも気をつけることも大切です。

洗濯槽のカビに注意

洗濯後の洗濯機の中は湿気でいっぱいになっており、そのまま放置すると洗濯槽にカビや雑菌が増えてしまいます。まず、洗濯後はすぐにフタを閉めずに、洗濯槽を乾かすことが大切。また、定期的に洗濯槽専用の洗剤でクリーニングするようにしましょう。

生乾きの嫌なニオイの対策方法

酸素系漂白剤を活用する

生乾きの原因である雑菌を除菌するには「酸素系漂白剤」がおすすめです。酸素系漂白剤で浸け置きした後に洗濯するとより効果が高いですが、一般的な衣類用の洗剤と一緒に洗濯槽に入れるのもアリ。また、部屋干し用洗剤も販売されているので、ぜひチェックしてみてください。

重曹を活用する

衣類用の洗剤と併用して重曹を使うのも生乾きの嫌なニオイ対策に効果的です。重曹を使い場合は、お湯で溶かした重曹を洗剤と一緒に洗濯槽に入れ、洗濯するだけでOK。重曹には消臭効果のほか、ニオイの原因である皮脂汚れを落とす効果もあるため、生乾きの嫌なニオイ対策に繋がります。

コインランドリーを使うメリット

家庭用洗濯乾燥機よりも速く乾かすことができる

コインランドリーを活用するメリットのひとつに、ガスで燃焼した温風で洗濯物を乾燥させる「ガス乾燥機」があることが挙げられます。ガス乾燥機は、家庭用乾燥機の約10倍のパワーで衣類を乾燥させるので、家事の時短にもなります。

ダニなどアレルギー対策に効果的

70℃以上高温で乾燥させるため、ダニを死滅させる効果も期待できます。アレルギーの対策にもよいとされています。

洗濯物がふっくらと仕上がる

コインランドリーにあるガス乾燥機は、大きなドラムが搭載されています。ドラムの中では、洗濯物が広がりながらぐるぐると回るため、まんべんなく温風を当てることが可能。そのため、シワなくふっくらとした仕上がりになります。

夜遅くまで営業しているところも多く、忙しいときに便利

コインランドリーは、朝早くから夜遅くまで営業しているところが多いのも魅力。夜遅くまで仕事をしている方にとっては便利なサービスです。

コインランドリーの基本的な料金と時間

地域店舗や機種によって異なりますが、気になる料金の目安をみてみましょう。
・小型渦巻き式洗濯機
時間:約30分 料金:300円
・小型ドラム式洗濯機
時間:約40分 料金:500円
・全自動洗濯乾燥機
時間:約60分 料金:1800円
・大型ガス乾燥機
時間:6分あたり 料金:100円
・中型ガス乾燥機
時間:8分あたり 料金:100円
・小型電気乾燥機
時間:30分あたり 料金:100円
洗濯物が多すぎなければ、1時間弱で洗濯から乾かすところまで仕上げられ、料金は1800円程度みておけばOKです。こんなに早く乾かすことができるなら、ときどきは使ってもよいですね!

ちなみに、何でこんなに早く乾くの?

コインランドリーの乾燥機は、ガスで燃焼した温風によって乾燥させます。そのため、短時間で洗濯物の水分を取り除くことが可能。

なんと、コインランドリーのガス乾燥機のパワーは、家庭用の乾燥機に比べて約10倍!

また、大きなドラムの中で洗濯物が広がりながら、まんべんなく温風が当たるのもコインランドリーにある乾燥機の特徴です。早く乾かせ、しかもシワなく、ふっくらと仕上がるのはこのためです。

まとめ

自宅で洗濯するよりもシワなく、ふっくらと仕上がる点もコインランドリーを使うメリット。悪天候が続いて洗濯物が早く乾かなかい場合など、時々はコインランドリーを使ってみるのもよいですね。

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