旅行先で着用した衣類や使用したタオルなどの洗濯物。自宅に持って帰ってから洗濯するという方もいれば、旅行先のホテルや旅館など洗濯してしまいたいという方もいるのではないでしょうか? ただ、実際はどんな風に洗濯したらいいか分からないという方もいるはず。

そこで今回は、旅行先で衣類を洗濯する方法をご紹介します。また、いざというときにも便利な近くのコインランドリーを探すおすすめの方法もお伝えします。気になる方は、ぜひチェックしてください。

旅先での洗濯に不向きなもの

・厚手のトレーナーやパーカー
・ジーンズ など

上記のように厚手のものは、乾くまでに時間がかかるため、基本的に旅先での洗濯には向いていません。コインランドリーなどを活用して完璧に乾かすのであれば問題ありませんが、十分に乾かないうちにバックなどに入れてしまうと、重いだけでなく、他の衣類も濡らしてしまう可能性があるので、注意しましょう。

旅行中に洗濯物を手で洗う方法

旅行中に衣類などを洗濯する場合は、ホテルや旅館にある洗面所などで洗います。また、自室に備え付けのお風呂で洗うのもアリ。ここでは旅行先の宿泊施設で洗濯をする際の手洗い方法を確認しましょう。

洗面所で洗う場合

用意するモノ

・少量の詰め替え容器に入れた衣類用の洗剤(なければ宿泊施設にある石鹸で対応)
・少量の詰め替え容器に入れた衣類用の洗剤(なければ宿泊施設にある石鹸で対応)
・ジップロック(宿泊先に洗面台がない場合)
・バスタオル1枚

お風呂で洗う場合は、お風呂の床で洗剤をかけて踏み洗いするのがおすすめ。ただし、お風呂の床が汚れていないか注意してくださいね

手順

1.洗面台の栓をして水をためる
2.洗剤もしくは、溶かした石鹸を洗面台に入れる
3.ホコリやゴミを取った衣類を押し洗いする
※洗面台がなければ、ジップロックに洗剤と水を入れ揉み洗いする。
4.汚れが落ちたら水の濁りがなくなるまですすぐ
5.洗面台の水を抜き、洗濯物を手でよく絞る
※この際に洗濯物を小さくたたみ、おにぎりを握るようにして絞るのもポイントです。また、雑巾絞りをすると洗濯物にシワができてしまうので気をつけましょう!
6.バスタオルを広げ半分の範囲に洗濯物を並べる
7.洗濯物が乗っていない残りの範囲を折りたたみ押しながら洗濯物の水分を取る
※この際に床が濡れないように注意しましょう。

旅行先で洗濯をする際の衣類の乾かし方

用意するモノ

・ハンガー(宿泊先にあるモノで対応可能)
・ヒモ付きの洗濯バサミ(持参するのがおすすめ)

洗濯物をタオルで包んで脱水した後は、宿泊先にあるハンガーに吊るすか、ヒモ付きの
洗濯バサミを持参して吊るしておきましょう。お風呂に吊すことができれば、換気扇と併用すると早く乾きます。

ホテルのランドリールームを活用するのもアリ

ほとんどのホテルや旅館などの宿泊施設には、ランドリールームがあります。下着やタオル、靴下など、こまめにケアしたいアイテムの洗濯・乾燥にぴったり。一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

料金の目安

洗濯容量:5kgで200円~
乾燥容量:4.5kgで30分100円~
洗濯から乾燥まで1台でOKな洗濯乾燥機も増えてきました。洗剤が自動投入方式の洗濯機なら、スタートボタンを押すだけ。※洗剤はフロントや販売機で購入も可能。

また、洗濯前に「洗濯槽シャワーボタン」を使えば、清潔に使えます。旅行の達人は宿泊先のランドリーをうまく利用しながら、着替えの荷物を減らしましょう。

大きなホテルの場合は、別のフロアにもランドリールームを完備していることもありますよ。
また、ホテル内にある小型コインランドリーがなければ宿泊先近くのコインランドリーを活用するのもおすすめです。

近くのコインランドリーの場所はインターネットで「コインランドリー」と検索すると、すぐに近くのコインランドリーを探すことができます。

近くのコインランドリー検索はこちら

なお、コインランドリーには、主に下記の3つの機器があります。

1. コイン式全自動洗濯乾燥機:洗いから脱水、乾燥まで1台でできる機器

2. コイン式全自動洗濯機:洗いから脱水まで1台でできる機器

3. コイン式ガス衣類乾燥機:乾燥性能の高い乾燥機(乾燥機能のみ)

持ち物

・洗濯物
・お金(小銭だとなおよし)
・洗濯物を収納する袋

料金や時間

・約5㎏の洗濯物の洗濯のみにかかる値段は、約200~300円
※一般的に3日分の洗濯物の重さは5㎏程度です)。
・約5㎏の洗濯物に乾燥機を使うと300円程度、合計で500~600円程度で洗濯から乾燥まで完了。時間は約1時間必要です。

番外編:旅行中にあると便利な洗濯アイテム

・携帯ハンガーセット
コンパクトに持ち運べる折りたたみ式のハンガーです。出張など、ビジネスシーンでも活躍します。
・折りたたみバケツ
海外のゲストルームなど、個室に洗面台がない場合などにあると便利です。
・セームタオル
濡れても絞ればまた水分を吸収する優秀なタオルです。水泳やアウトドアシーンなどでもよく使われています。

まとめ

1日程度の旅行だったら洗濯しないでも快適に過ごせますが、3泊以上になると洗濯したいと思うこともありますよね。そんなときのために、手洗い方法や近くのコインランドリーを調べておくと、もっと快適な旅行になるかもしれません。