窓の近くでいつも外やお部屋のホコリから、私たちを守ってくれているカーテン。お部屋のお掃除をする際に、掃除機で軽くホコリを吸うことはあるけど、洗濯することは少なく正しい洗濯方法が分からないという方もいるはず。

そこで今回は、カーテンの洗濯方法をご紹介。自宅で洗濯する方法とコインランドリーを使う場合に分けてお伝えします。

カーテンの洗濯頻度ってどのくらい?

家事に育児、仕事と忙しい日々を送っているとカーテンのお手入れまでするのは難しいですよね。とはいえ、ホコリや予汚れが溜まっているままにしてはおくのは嫌なもの。そんなときは「この時期になったらカーテンを洗濯する」というように、時期を決めちゃいましょう。
カーテンを洗濯する頻度はドレープの厚地タイプであれば年に一度、レースカーテンなら年に3回程度が目安です。季節の変わり目に洗濯するのもアリですね。

カーテンを洗濯する前に

カーテンにシミや汚れがある場合

カーテンに目立つ汚れがある場合は、汚れている部分に40℃のぬるま湯で溶かした酸素系漂白剤を付け約1時間浸け置きしておきます。
※カーテンにはホコリや汚れが溜まっているので、洗濯機に入れる前に浸け置き洗いをするのがおすすめです。

カーテンにカビが付着している場合

カビが付いている部分をブラシなどでこすり、裏側部分にタオルを当てた状態でカビに直接洗剤を付け、軽くポンポンとたたき、乾燥したタオルにカビを移します。その後、水で濡らしたタオルでカビ部分を叩いてカビを取り除くのがポイントです。

柔軟剤を活用するのもおすすめ

カーテンを洗濯する際に柔軟剤を使うと、洗濯ジワを防ぐ効果や静電気防止効果なども期待できます。静電気を防止することで、ホコリや花粉がつきにくくなるメリットも。また、カーテンに柔軟剤のいい香りが付くのもいいですね。

カーテンの洗濯方法 自宅の場合

用意するモノ

・洗濯用の中性洗剤
・タオル

手順

1.洗濯の絵表示を確認する
2.カーテンのフックを外す
※フックを外せないタイプのカーテンはフックの部分をタオルで覆い縛るなどして、フックが出ないようにしましょう。
3.カーテンをプリーツに合わせてたたんだ後に、ドライコースなどの丁寧コースで洗濯

カーテンをたたむ際のポイント

1. カーテンがシワになるのを防ぐため、丸めるのではなく、丁寧にたたむ。
2. 汚れの強い部分が表になるようにする。

カーテンの乾燥乾方法

カーテンを洗濯した後は、カーテンレールに戻して吊るし、自然乾燥させるのがおすすめです。その際、床が濡れてしまわないように、床にタオルなどを敷きましょう。

カーテンのシワや痛みを防ぐ干し方のポイント!

1. フックを付けてカーテンレールに吊るしながら干す
2. 洗濯後は素早く洗濯機から取り出す
3. 直射日光を避けて風通しのよい場所で自然乾燥させる

万が一カーテンにシワができてしまった時は、霧吹きを使ってシワと整えたり、アイロンを使ったりするもアリ。ただし、カーテンの種類によってはアイロンが使えない製品もあるので必ず洗濯の絵表示をチェックしましょう!

カーテンの洗濯にはコインランドリーがおすすめ

窓際の水分や、ホコリを吸っているカーテン。衣類よりもサイズが大きく、洗う回数が少ないので、見た目よりも汚れていることも多いです。そのため、洗濯機を1回かけるだけでは汚れが落ちないことも……。そんなときは、自宅の洗濯機よりも洗浄力のある「コインランドリー」の洗濯機を使うのがおすすめ!

コインランドリーには、洗濯槽が大きい洗濯機があるので、大きなカーテンでも1回できれいに洗濯できます。洗濯容量の大きな10kg タイプの洗濯機を使用しても、約500円で脱水まで可能! 時間は約40分あればOK。クリーニングに出すと1000円以上はするので経済的にもお得ですね。

カーテンをコインランドリーの洗濯機で洗う前に確認すること

乾燥機は使わない

カーテンを洗濯する際に、乾燥機にかけると縮みやすいので乾燥機を使うのは控えましょう! 特に、コインランドリーの乾燥機は乾燥威力が強いので、乾燥機を使うのはおすすめできません。

カーテン単独で洗う

コインランドリーにある洗濯機は、ダウンジャケットなど他の衣類も一緒に洗えるものもありますが、カーテンには汚れが溜まっています。カーテンは他の衣類とは別にして、単独で洗いましょう!

カーテンフックを外す

生地がフックに引っかかるのを防ぐためにカーテンフックは外します。フックを外したついでに、フックやカーテンレールの掃除をするのもいいですね!

カーテンを丁寧に折りたたむ

カーテンは、丁寧に折りたたんでから洗濯することが大切です。

では、実際にカーテンをコインランドリーの洗濯機で洗う際の手順を確認していきましょう!

カーテンの洗濯方法 コインランドリーの場合

用意するモノ

タオル

手順

1.フックを外したカーテンをたたむ
※フックを外せないタイプのカーテンはフックの部分をタオルで覆い縛るなどして、フックが出ないようにしましょう。
2.カーテンを洗濯槽に入れる
※洗濯槽にまだ余裕のある場合は、その他の衣類も一緒に洗えます。
3.規定のコインを投入して洗濯機の運転をスタート

コインランドリーで洗えるカーテンの種類

ポリエステルもの

しわになりにくく、縮みにくいのがポリエステルのカーテンです。最近のカーテンはポリエステルでできているものが多いので、どのカーテンにしようか迷っている方がいれば、洗濯することも考えて購入を検討するのもよいですね!
その他、アクリルやレーヨン、綿などがありますが、シワや縮みができやすいです。クリーニングか専門店に出して、きれいにするのをおすすめします。また、洗濯機は使用できるのかなどは、絵表示に記載されています。絵表示も確認してから、洗濯しましょう!

洗濯機や手洗いで洗えないカーテンのお手入れ方法

お使いのカーテンが洗濯できない素材もしくは、洗濯する時間が取れないこともありますよね。そんなときは、消臭スプレーをかけたりハタキなどで時々カーテンを叩いたりするだけでもしておきましょう。カーテンに溜まったホコリはもちろん、料理やタバコなどのニオイなども軽減できます。

まとめ

カーテンの洗濯なんて、したことない……。という方もいるのではないでしょうか。でも、実はすごく汚れが溜まっているかもしれません。自宅の洗濯機で洗うのが不安な方は、ぜひコインランドリーを活用してみてくださいね。