寝具として活躍し、赤ちゃんから大人まで誰でも使用できるタオルケット。

しかし、布団や枕と違い、タオルケットを洗うという発想はなかなか浮かばいないものです。

そもそも、タオルケットは洗うことができるものなのでしょうか?

また、洗えるのであればどの程度の頻度で洗い、洗い方のコツはどのようなものがあるのでしょうか。

今回はタオルケットの洗い方について解説します。

タオルケットは洗えるの?

結論から言えば、タオルケットの中には洗濯できるものもあります。

というのも、タオルケットには洗濯不可のタグが付いているものがあるのです。

洗濯表示のタグに×印があるものは、手洗いを含めて洗濯することができません。

この場合はクリーニングに出すしかないことを覚えておきましょう。

また、タオルケットは肌に直接触れる機会がたくさんあり、その分、汗を吸いやすくなります。

汗を吸ったタオルケットをずっと放置していると、ニオイや汚れの原因に。

タオルケットも布団や枕カバーと同様、定期的に洗濯するようにしましょう。

タオルケットの洗濯頻度は?

タオルケットの洗濯頻度は、日常的に使う人であれば概ね1週間に1~2度。

たまにしか使用しないのであれば、最低でも月に1度は洗濯すると良いでしょう。

タオルケットは知らず知らずの内に汗を吸ってしまうので、日常的に使用していると汚れやニオイの元になってしまいます。

とはいえ、タオルケットは大きいものが多いので、毎日洗濯するわけにもいきません。

ましてや、天気や干す場所によってはなかなか洗濯しづらいことでしょう。

そのため、最低でも週に1度くらいは洗濯すると良いです。

タオルケットの洗濯!洗濯機での洗い方は?

洗い方を紹介

手順1.洗濯表示を確認し、表示にあった洗濯方法で行う
まずはタオルケットに表示されている洗濯表示を確認します。

タオルケットは主にタオル生地が使われていますが、中には洗濯機が使用できない素材を使っているものもあります。

洗濯表示でも水の温度が決められているものやコースが指定されているもの、手洗い専用の表示と様々。

表示を無視して洗濯してしまうと、生地を痛めてしまう原因になってしまいます。

洗濯する前には必ず、洗濯表示を確認するようにしましょう。

手順2.汚れがひどい場合には先に手洗いをしておく

洗濯表示を確認したあとは洗濯機に入れるだけですが、あまりにも汚れている場合には洗濯機に入れる前に石鹸等で洗っておくと良いでしょう。

特に汗を吸って変色してしまった場合は洗濯機だけではなかなか落ちにくいので、事前に手洗いしておくことで汚れが落ちやすくなります。

洗濯したタオルケットの干し方を解説

タオルケットは洗濯も大事ですが、きちんと干すことも大事。

タオルケットの干し方は主に2種類あり、それぞれM字干しとA字干しと呼ばれています。

M字干しは文字通り、横から見るとアルファベットのMに見えるような干し方。

M字干しの特徴は、通気性が良くなり、早く乾くこと。

干し方は洗濯竿を2本平行に並べ、タオルケットをアルファベットのMに見えるようにかけます。

ポイントは中央の部分を下に引っ張ること。

そうすることで、Mの字に見やすくなります。

物干しが1本しかない場合は、A字干しが有効。

A字干しの干し方はハンガーを1本用意し、物干し竿に吊るします。

ハンガーをかけた部分にタオルケットを乗せ、ハンガーの両端がタオルケットにかかるように干します。

横から見るとアルファベットのAに見えるように干すことがポイント。

中央に空間ができるので、風通しが良くなり、良く乾きます。

タオルケットを洗濯するときのポイント!

ポイント1:洗濯ネットを使う

タオルケットだけを洗う場合は必要ありませんが、他の衣服と一緒に洗う場合は、洗濯ネットを使用します。

そうしないと他の衣服に糸くずが付いてしまったり、絡まったりしてしまいます。

ただし、タオルケットは大きいものがほとんどなので、大きめの洗濯ネットを使うのがおすすめ。

大きめの洗濯ネットがない場合は、タオルケットを分けて洗濯しましょう。

ポイント2:たたみ方にも気をつける

タオルケットを洗濯ネットに入れる場合、たたみ方にも気をつけるようにしましょう。

タオルケットをたたむ場合、毛布と同じように山折りと谷折りを繰り返すように折るのがポイント。

このようにたたむことで、水や洗剤が均一に馴染むようになり、より効果的に洗濯することが可能に。

面倒臭がって丸めてネットに入れると、洗濯ムラの原因になってしまいます。

ポイント3:柔軟剤はほどほどに

タオルケット等の洗濯には柔軟剤を使用しがちですが、タオルケットの場合は柔軟剤はあまり使用しない方がおすすめ。

柔軟剤を使用してしまうと、繊維にコーティングが施されてしまい、汗を吸わなくなってしまいます。

そうなってしまうと、せっかくのタオルケットの機能が台無しに。

柔らかくなる反面、汗を吸わなくなってしまうのは、タオルケットを使う意味がなくなってしまいます。

柔軟剤を使う場合、頻度はほどほどにしておくことをおすすめします。

タオルケットを洗ってすぐに乾かすならコインランドリーもおすすめ

タオルケットは洗ってすぐに乾くものではありません。

通常の洗濯もの同じように、乾くまでに時間がかかってしまいます。

洗ってすぐに使いたい場合は、コインランドリーを使うと良いでしょう。
コインランドリーにある洗濯機や乾燥機を使うと、1時間もかからずに洗濯から乾燥まで行ってくれます。

時間が無くて面倒くさい時や、天気が悪いけどタオルケットを洗濯したい時等に便利だと言えるでしょう。
店舗検索|コインランドリー総合サイト

まとめ

タオルケットは汗を吸ってしまって汚れてしまうので、定期的に洗濯することがおすすめ。

洗い方についても様々なポイントがありますので、細かい所までチェックしておく必要があるでしょう。

時間のない時には、コインランドリーを使うことも考えてみましょう。

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