洗濯機は普段衣類を綺麗にする目的で使用していますが、洗濯槽にカビが生えていたり汚れていたら、「洗濯しているのに衣類が臭う」なんてことが起こりえます。

洗濯槽を掃除する代表例として洗濯槽クリーナーを用いる方法がありますが、その使用方法や頻度について今回は紹介していきます。

洗濯槽クリーナーの種類は2つ

洗濯槽クリーナーは、「塩素系」と「酸素系」の2種類あります。

家電メーカーが出している洗濯槽クリーナーは、主に「塩素系」タイプのもので、塩素系クリーナーの特徴としては、強力な洗浄力です。

注意点としては、洗浄力が強いので肌につくと荒れやすいです。
そのため使用時はゴム手袋をして行うと良いでしょう。

また、表記に「混ぜるな危険」と記載があるように、酸性の洗剤と混ざると有毒ガスが発生するので取り扱いや保管時は注意しましょう。

家電メーカーが出している洗濯槽クリーナーのおすすめとしては以下が挙げられます。

洗濯槽クリーナー :塩素系、ステンレス製・プラスチック製共に使用可能。つけ置きタイプのもので12時間つけ置くことで汚れや黒カビをきれいに落とすことが出来ます。

酸素系クリーナー

酸素系クリーナーの特徴は、塩素系クリーナーと比較して安全に使用できることです。

酸素系クリーナーは、過酸化水素と炭酸ナトリウムが主原料で、肌にも易しめですが汚れもきちんと落とす洗浄力があります。

注意点としては、酸素系クリーナーは、40℃〜60℃程度のぬるま湯で、十分につけ置きすることで効果を発揮します。
塩素系クリーナーとは違い、浮いてくる汚れの除去をして長くつけ置きする必要があります。

酸素系クリーナーとしてのおすすめは以下になります。

シャボン玉 洗濯槽クリーナー:無添加石鹸が使用されている酸素系クリーナーで、塩素系特有のツーンとした臭いもなく、つけ置きすることで十分に洗濯槽の汚れを綺麗にしてくれます。

洗濯槽クリーナーを使用する頻度

Inside the tub of washing machine

洗濯機は中に洗濯槽があり、洗濯槽の裏は湿気があるため、カビや水アカ汚れが溜まりやすいです。
洗濯槽の臭いや洗濯物が臭う原因なのですが、臭う前に対応したいものです。

洗濯槽クリーナーを行う頻度としては、2ヶ月に1回くらいが目安です。

洗濯した直後の衣類に黒い汚れが付着していたり、洗剤カスが浮くような状態が見られたら洗濯槽クリーナーで掃除しましょう。

洗濯槽クリーナーの使用方法

洗濯機には、洗濯槽を洗浄するための専用コース(槽洗浄コース)があります。

今回は、洗濯槽クリーナーを用いて、「槽洗浄コース」を使用した洗浄方法を紹介します。

1.水栓を開いて、電源を入れます。
洗濯槽クリーナーを使用するときは、洗濯物はいれないでください。

2.「槽洗浄コース」を選択します。

3.洗濯機の上蓋を開けたままの状態で「スタート」を押します。

4.給水が止まったら、洗濯槽クリーナーを適量投入して洗濯機の上蓋を閉めます。

5.使用している洗濯槽クリーナーのつけ置き時間分置いたあと、洗い・すすぎ・脱水を行います。

洗濯槽クリーナーを使用する際の注意点

・洗濯槽クリーナーを使用する際は、換気を十分に行いましょう。

・ゴム手袋をして肌を保護しましょう。

・糸くずフィルターを事前に清掃しておきましょう。

・運転後に汚れが浮いてきた場合は、取り除きましょう。

まとめ

今回は洗濯槽クリーナーの使い方について紹介しました。
洗濯槽クリーナーの中には、ドラム式洗濯機が非対応の場合もありますので、購入前に洗濯槽クリーナーの表示をよく確認しましょう。

洗濯槽は知らないうちに汚れが溜まっています。
気持ちよく洗濯するためにも、洗濯槽は定期的に掃除するように気にかけておきましょう。