子どものスニーカーや自分のお気に入りのシューズ。「気づいたら土ぼこりや泥などで汚くなって、家で洗ってもきれいにならない」。または、「きれいにはなるけど、時間がかかるし面倒」。そんなこともあるのではないでしょうか。
そこで最近注目されているのが、コインランドリー内にある靴専用の「スニーカーランドリー」。簡単に早く、きれいにスニーカーなどの靴を洗濯・乾燥できるので、利用者が増加しているのだとか。そこで今回は「スニーカーランドリー」をご紹介します。
コインランドリーの靴専用洗濯乾燥機 「スニーカーランドリー」
スニーカーランドリーとは、土ぼこりや泥まみれのスニーカーなどの靴を洗濯するのに便利な「スニーカーウォッシャー(洗濯機)」と「スニーカードライヤー(乾燥機)がセットになった機器で、機械に靴をセットしコインを投入するだけで、手軽に靴を洗えるので最近注目されています。
ここではスニーカーランドリーの魅力についてご紹介します。
汚れた靴も手間なく一度できれいにできる
スニーカーウォッシャー(洗濯機)には、洗濯槽の中にはらせん状に植毛されたスパイラルブラシと底面の補助ブラシが付いており靴底もしっかり洗います。靴専用の洗剤も自動で入る仕様になっているため、洗剤の持ち込みは不要、頑固な汚れや靴の独特の臭いも抑えます。
機器に靴をセットして、コインを投入するだけでOK。靴の洗濯が面倒な方にはおすすめです! ちなみに、一度に洗える靴の量は大人の靴なら2足、子どもの靴なら4足まで可能です。
*トゥやアウトソールなどのゴム部分にまだ汚れが付着している場合は、メラミンスポンジやアルコールが配合された除菌用のウェットティッシュなどで磨くのがおすすめです。洗濯した後なので汚れが落ちやすくなっており、目立った汚れは落とすことができます。
一回の洗濯にかかる時間が短い
靴の洗濯一回にかかる時間は約20分です。乾燥機を使う場合は最短20分程度。最短で40分程度あれば、洗濯から乾燥までできちゃうのが便利です!
洗濯機のみの利用も可能
スニーカーランドリーは、洗濯機と乾燥機に分かれているため、洗濯機だけでも使用できます。しかも、洗濯機のみ使う場合は 200円とお手頃価格! 「洗濯は面倒」という方にはおすすめです。乾燥機を使用しない場合は持ち帰った後、風通しの良い場所で日陰干しましょう。
厚手のスニーカーもきちんと脱水可能
靴の洗濯が終了した後に、追加で脱水できる「追加脱水ボタン」が搭載されているのもポイントです。洗濯終了後の1時間以内にボタンを押せば、2分間の追加脱水が可能。水はけしにくい厚手のスニーカーもきちんと脱水できるのも魅力です!
乾燥時間の目安
ジョギングシューズ(化織) 約20分
バスケットシューズ(木綿) 約40分
テニスシューズ(木綿) 約40分
子どもシューズ(化繊) 約15分
※上記は室温20度で、「脱水追加ボタン」を使用した際の目安です。
靴専用洗濯機 「スニーカーランドリー」の使用手順
ここでは実際に、スニーカーランドリーを使う手順を確認しましょう。手順といっても2つだけの簡単操作でOKです。
<洗濯機の手順>
1. 200円を投入
※10秒以内に「洗濯槽シャワーボタン」を押すと、洗濯槽を30秒水洗いします。
2. フタを開け、靴を入れる。(給水しているので濡れないように注意してください)
3. フタを閉める。
<乾燥機の手順>
1. 乾燥機のフタを開け、靴をセット
2. 100円硬貨を投入し、乾燥がスタート
3. 20分程そのままにして終了
靴専用洗濯感想機 「スニーカーランドリー」の裏ワザ
靴を洗濯機に入れる前に、土ぼこりや泥などの不溶性の汚れを乾かし、土汚れを取るようにすると汚れが落ちやすくなります。
自宅で靴をきれいに洗濯する方法
靴と言っても、革靴やパンプス、スニーカーなど、素材によってさまざま。今回は、スニーカー(底はゴム製、足を覆う部分は布製の運動靴)の基本的な洗い方をご紹介します。
手洗いの場合
1. 土ぼこりや泥などの不溶性の汚れを乾かし、土汚れを取る
※靴の汚れは土ぼこりや泥などの不溶性の汚れが多いため、泥なら完全に靴に付着しているものを乾かして、靴同士をぶつけ合いながら叩くようにするのがおすすめです。
2. 容器に約40度のぬるま湯を入れ、スニーカーを入れる(汚れがひどい場合)
3. 洗濯用洗剤、または運動靴専用の洗剤を溶かして1の容器に入れる
4. スニーカーの中敷きとヒモを外し、中敷きとスニーカーを1の容器に浸す(20~30分程が目安です)
※この時、特に汚れがひどい部分には洗剤を直接つけておくと汚れが落ちやすいですよ!
5. スニーカーを浸している間に、ヒモを運動靴専用のたわしでこすって洗う
6. スニーカーを運動靴専用のたわしでこする
7. 洗剤が完全に落ちるまで、きれいにすすぐ
8. 靴の表面の水分をタオルなどでふき取る(タオルにくるんで、ネットに入れて、洗濯機の脱水コースを2分程度すると驚くほど水分が飛びます)
9. 風通しの良い場所で日陰干し
洗濯機で洗う場合
1. 靴の底についた土や砂、小石などを落とす
※このときに使わなくなった歯ブラシを使うのがおすすめです!
2. 洗濯用洗剤、または運動靴専用洗剤(場合によっては漂白剤)を入れた約40度のぬるま湯に20~30分程度つける(汚れがひどい場合)
3. 靴用の洗濯ネットに入れ、洗濯機で洗濯する
※靴用の洗濯ネットを使用すると、靴や洗濯機を傷めるのを防いだり、靴が洗濯機にあたることで生じる音を小さくしてくれたりします。
おさらい:靴の泥汚れを落とす際に大切なポイント
すぐに濡らさずに乾かす
泥汚れは水に溶けない汚れのため、すぐに水に濡らさずに乾かしてから洗うのがポイント。その後、泥汚れを叩き落としてから、洗濯しましょう!
前処理をする
泥の付いたスニーカーを乾かし汚れを叩き落としたら、洗面器などの容器に40℃程度のお湯を張り、約30分付けてから洗濯すると汚れが落としやすくなります。
まとめ
靴の洗濯・乾燥に便利なコインランドリーの「スニーカーランドリー」。時間があるときは、自宅で丁寧に洗うのもよいですが、スニーカーランドリーを使って時間短縮してみてはいかがでしょうか。
自宅付近でどこにコインランドリーがあるかわからないという方には、コインランドリー総合サイト「LAUNDRICH」がおすすめです。
地図や住所から近くのコインランドリーを検索できて、店舗ごとの使用状況や設備、駐車場の有無などの条件も確認できます。ぜひ一度こちらで検索・確認してみてください。
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