引っ越しやはじめての一人暮らしで、まだ自宅に洗濯機がない。急に洗濯機が壊れてしまったなど、コインランドリーを使いたいけど、使ったことがないので少し不安。そんなときは「コインランドリーでどんなものが洗えるのか」「料金や時間はどのくらいかかるのか」というような、コインランドリーの使い方に関する情報が事前に分かったら安心ですよね。

そこで今回は、コインランドリーで洗えるモノや洗濯するのにかかる料金など、コインランドリーに関する基本的な情報をお届けします。近くのコインランドリーを検索するのに便利なサイトもご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

コインランドリーで洗えるものは?

一般的なコインランドリーで洗濯できるものは下記の通りです。

一般的な衣類

Tシャツ、靴下、ズボン、作業着、下着などの一般的な衣類

布団やカーテンのような大型の洗濯物

毛布、羽毛布団、こたつ布団、シーツ、布団カバー、ベットカバー、カーペットカバー、タオルケット、カーテン、カーペット

スニーカーなどのシューズ(一部店舗のみ)

スニーカー、スポーツシューズなど(※合皮やレザー素材のスニーカーはお控えください。)

上記のようにコインランドリーでは衣類はもちろん、毛布やカーテンなど自宅の洗濯機では洗いにくい洗濯物も洗えます! 素材によっては、普段クリーニングに出していた衣類なども洗えるので、コストや時間の削減ができることも。

また、コインランドリーの店舗によっては靴専用の洗濯機「スニーカーランドリー」があるのも魅力。「スニーカーランドリー」は、機械に靴をセットしてコインを投入するだけで泥まみれのスニーカーをキレイにできるため、仕事や育児で忙しくて靴の洗濯が大変!という方には特におすすめです。

ちなみに「スニーカーランドリー」で一度に洗濯できる靴の量は大人の靴で2足、子どもの靴で4足まで。子どもの靴はもちろん、自分のスニーカーも一緒に洗濯できちゃいます!

どんな機材があるの?それぞれの使い方は?

現在のコインランドリー店にある主な機材は下記のようなものがあります。

コイン式全自動洗濯乾燥機

コイン式全自動洗濯乾燥機は洗いからすすぎ、脱水に乾燥まで1台で終わらせることができる機器です。洗濯機の使い方を分かりやすくする「フローチャート式操作パネル」が付いていたり、スマホやタブレットで洗濯状況を把握できる「ITランドリーインターフェイス」が搭載いたりと、便利な機能がたくさん!

ほかにも、洗濯をする前にドラム内を洗浄する「ドラム洗浄ボタン(無料)」も搭載されています。ポイントは「洗濯物を投入する前にドアを閉めてドラム洗浄ボタンを押すこと」。ドラム内をさっと洗浄したい方はぜひ、活用してくださいね。

コイン式全自動洗濯乾燥機の使い方

▽洗濯機に洗濯物を入れて、ドアを閉める
▽洗濯コースを選択(洗濯のみや、洗濯と乾燥コースなど)して表示された料金を投入する※おつりが出ないので小銭を用意してください。
▽終了時間までは、ドアがロックされているので、店外で待っていることも可能

コイン式全自動洗濯機(ドラム式)

洗いからすすぎ、脱水までを1台でできるドラム式の洗濯機です。衣類の出し入れ口が大きいところが特徴。洗濯物の量の多い少ないに限らず、それぞれに対応できる「小・中・大」の大きさの洗濯機を用意しているコインランドリーがほとんどです。

ドラム式コイン式全自動洗濯機の使い方

▽洗濯機に洗濯物を入れて、ドアを閉める
▽表示された料金のお金を入れる
※おつりが出ないので小銭を用意してください。
▽洗濯が終わるまで待機(終了時間を確認して、外で待っていることも可能)
▽終了後は乾燥機に移す

コイン式渦巻き洗濯機

洗いからすすぎ、脱水までを1台でできる縦型の洗濯機です。7kg程度までの洗濯物を比較的低料金でご利用できます。ビジネスホテルなどの洗濯ルームはほぼこの洗濯機が設置されています。

コイン式渦巻き洗濯機の使い方

▽洗濯機に洗濯物を入れて、ふたを閉める
▽表示された料金のお金を入れる
※おつりが出ないので小銭を用意してください。
▽洗濯が終わるまで待機(終了時間を確認して、外で待っていることも可能)
▽終了後は、ふたを開けて、洗濯物を取り出す

コイン式ガス衣類乾燥機

コイン式ガス衣類乾燥機は、ガスで燃焼した温風によって乾燥させる乾燥機です。短時間で洗濯物を乾かせるのが特徴。衣類を乾燥させるパワーは、一般的な家庭用の乾燥機に比べて、なんと約10倍!! 

大きなドラムの中で洗濯物を回転させるので、温風が洗濯物にまんべんなく当たり、シワがなくふっくらとした仕上がりになります。コインランドリーを利用している方のなかには、「洗濯物は自宅で乾燥はコインランドリーで」という方もいます。

コイン式ガス衣類乾燥機の使い方

▽乾燥機に洗濯物を入れて、ドアを閉める
▽乾燥させたい時間分のお金を入れる(例えば100円で○分とか書かれています)
▽乾燥が終わるまで待機(終了時間を確認して外で待っていることも可能)

スニーカーランドリー(一部、設置されていないところもあります)

スニーカーなどのシューズを洗える靴専用の洗濯機です。洗濯槽の中にブラシがついており、洗濯機から靴専用の洗剤が出てきます。大人の靴なら2足、子どもの靴なら4足まで一度に洗えるので便利。

スニーカーランドリーで靴を洗濯する際にかかる時間は約20分、乾燥機時間は約20分なので、約40分もあれば靴の洗濯から乾燥までできるのも魅力。手で洗うのがどうしても面倒……。なんてときは、コインランドリーのシューズウォッシャーを頼ってみるものもおすすめです。

スニーカーランドリーの使い方

▽靴ヒモは取っておく
▽ブラシに、靴底が当たるようにセット
▽お金を入れ、機械に靴を入れて洗濯スタート(洗濯槽内に前の人の砂などが気になる場合は、お金を入れた後(靴を入れる前)に洗濯槽を洗浄してくれるシャワーボタンがあります)
▽必要であれば、靴用乾燥機へ移す

持ち物は?お金や時間はどのくらい必要?

コインランドリーを利用する際に必要な持ち物は主に4点

・洗濯物
・洗濯ネット(他の衣類と絡まるなどして、衣類を傷つけたくない場合)
・お金(できれば100円、500円玉の小銭)
・洗濯物を入れるバッグや袋

洗濯にかかる料金や時間の目安

一人暮らしの場合

3日間分の洗濯物が約5.0kgだと仮定すると、洗濯から乾燥まで行って約500~600円。時間は洗濯に30分、乾燥に30分。合計約1時間で衣類がキレイかつ、ふわふわの仕上がりに! 毎日利用するにはお金がかかるけど、洗濯物がたまってしまったときにコインランドリーを活用するのもアリ。

また、自宅では洗濯できないけど、常にきれいにしておきたい布団などを洗う場として活用するのもコインランドリーの上手な使い方です。

近くのコインランドリーを探す方法

「LAUNDRICH」では、地図上や検索キーワードから近くのコインランドリーを検索できます。店舗情報へ素早くアクセスできるだけでなく、お店に行く前に各機器の空き状況、洗濯開始後は運転終了までの時間をチェックすることも可能です。ぜひ、活用してみてください。

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まとめ

衣類のみでなく、シューズや布団なども洗濯できるコインランドリー。毎日使うのは大変だけど、使い方を工夫すればクリーニングに出すよりも安く、メリットもたくさんあります。はじめての方も使いやすい仕様になっているので、ぜひ、足を運んでみてくださいね!