雨天時やアウトドアシーンで身を守ってくれる「レインウェア」。その特長である撥水・防水性能を保つためには、正しいメンテナンスをすることが大切です。
そこで今回は、レインウェアの洗濯方法を紹介します。
レインウェアって洗濯するもの?
レインウェアの特長である撥水性や防水性を保つために大切なのは「洗濯」です。特に水をはじく撥水機能はお手入れを怠ると、低下していくので適切なメンテナンスが必要。撥水性が低下することで、ウェア内に水が入りやすくなることもあります。
また、生地の隙間に入った水が汗などの水蒸気の逃げ場を塞ぎ、ウェア内の漏れに繋がることも。レインウェアの着心地を保つためにも適度に洗濯をしましょう。
レインウェアを洗濯する頻度は?
レインウェアは汚れが目立たないモノも多いですが、特に雨の日に使用した場合はホコリなどがたくさん付着しています。そのため、実はレインウェアも下着のように「着る度に」洗濯するのが理想。
洗濯すると生地が傷むというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、洗濯せずに使うよりはダメージが少なくて済みます。清潔な環境を保つだけでなく、大切に長く使うためにもレインウェアは定期的に洗濯しましょう。
レインウェアを自宅で洗濯する方法
用意するモノ
・レインウェア専用の洗剤もしくは、おしゃれ着用の中性洗剤
・タオル
・洗濯用ネット
※洗剤の注意点
・洗剤成分が生地に残っていると、撥水性が損なわれるため、すすぎはしっかりましょう。
・柔軟剤成分が入っていると同様に撥水性がダウンするので基本的にはNGです。
手順
▽洗濯絵表示を確認する
▽ファスナーなどを閉じる
▽取外し可能なフードは取外し洗濯用ネットに入れる
※収納型のフードは外に出す
▽洗濯用のネットにレインウェアを入れ、洗濯機で洗う
※すずぎは通常の2倍の時間をかけるのが理想です。
▽洗濯機の脱水モードにはかけずに、タオルで包んで水気を取り自然乾燥もしくは乾燥機で乾かす
レインウェアの洗濯方法で大切なのは「乾燥」
レインウェアの撥水性能を回復させるには、乾燥機を使って乾かすのがベスト。絵表示を確認した上で問題なければ、乾燥機を活用するのをおすすめします。
乾燥機を使わない場合は、タオルで水気を取った後に風通しのよい場所で日陰干します。その後、当て布をしてアイロンがけをすると撥水性能が回復しやすくなります。
コインランドリーの乾燥機もおすすめ
自宅に洗濯用の乾燥機がない場合は、コインランドリーを使う方法もおすすめ。コインランドリーの乾燥機は、約約80~120℃と高温のため通常よりも速く乾かせることや、衣類についたダニを死滅させるというメリットもあります。
また、レインウェアを使うことが多い梅雨の季節は通常の洗濯物も乾きにくく困ることもありますよね。レインコートだけのために、コインランドリーを使うのに抵抗がある方は、他の衣類も一緒にコインランドリーに持って行くのもアリです。
コインランドリーの料金や時間に関しては下記の記事を参照
まとめ
レインコートの洗濯方法を紹介しました。レインコートの性能を保ちつつ、長く使うためには使う度に洗濯することが大切。洗濯が面倒と感じる方は、コインランドリーのように便利なサービスを使ってみるのもおすすめです。
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