スギ花粉やヒノキ花粉が飛散する季節は、花粉症に悩まされる方も少なくないですよね。

花粉症に悩んでいるのであれば、洗濯物の天日干しは避けたいところです。

そこでおすすめなのが、花粉の付着を抑えられるコインランドリーの利用です。

本記事では、洗濯物の花粉対策やコインランドリーをおすすめする理由について説明します

ぜひ参考にしてみてください。

洗濯物の花粉対策について紹介

花粉症の症状は、洗濯により衣服に付着した花粉からも引き起こされます。

そのため、花粉症の方は洗濯物の花粉対策を把握しておくことが大切です。

ここでは、花粉の季節に取り入れたい洗濯方法とポイントについて解説します。

部屋干しする

花粉の季節に洗濯する際は、部屋干しを選びましょう。

部屋干しは花粉が洗濯物に付く心配がないため、花粉症の方も安心して洗濯できるのが特長です。

また、部屋干しは天気に左右されないメリットもあります。

一方で外干しは、洗濯物に多くの花粉が付着してしまいます。

とくに気温が高く晴れている日は洗濯物が乾きやすいですが、花粉の飛散量も多くなりがちです。

花粉が付着した状態で洗濯物を取り込むと、室内に大量の花粉が入り込んでしまう原因にもなりかねません。

できる限り室内に花粉を入れないためにも、洗濯物は部屋干しにするのがおすすめです。

部屋干しだと洗濯物が乾きにくいと感じている方は、次に紹介する部屋干しのポイントを参考にしてみてください。

部屋干しするときのポイント

部屋干しは外干しに比べると、洗濯物が乾きにくいと感じる方もいるでしょう。

部屋干しで洗濯物をスムーズに乾かすために、いくつかのポイントをご紹介します。

  • 乾燥機を使用する

自宅に乾燥機がある方は、洗濯物をあらかじめ5~10分ほど乾燥機にかけておくと乾きやすくなります。

衣類を乾燥機にかける際は、洗濯表示の確認を忘れないようにしましょう。

乾燥機不可の衣服を乾燥してしまうと、縮む可能性があるので注意してください。

  • 部屋の湿度を下げる

部屋干しする際は、部屋の湿度を下げておくと洗濯物が乾きやすくなります。

除湿機やエアコンの除湿機能を利用して、部屋の湿度を調整しましょう。

また、湿度が高くなるとカビが生える原因にもなります。

室内を快適に保つためにも、湿度が高くなりすぎないようにしましょう。

  • 扇風機やサーキュレーターで風をあてる

洗濯物を早く乾かすコツは、風通しをよくすることです。

扇風機やサーキュレーターで風をあてると、洗濯物が乾きやすくなります。

洗濯物から少し離れた場所に扇風機やサーキュレーターを置き、洗濯物全体に風があたるようにしましょう。

  • アーチ型に干す

洗濯物はアーチ干しにすると風通しがよくなります。

アーチ干しとは、ピンチハンガーの内側に丈の短い衣類を干し、外側に丈の長い衣類を干す干し方です。

また、洗濯物同士の間隔を開けて干すと、より乾きやすくなります。

どうしても外に干したい場合の花粉対策

外干しは洗濯物が早く乾き、生乾き臭が防げるメリットもあります。

洗濯物が多いときや厚手の衣服を干したいときは、外干しできると便利ですよね。

花粉の季節も外干ししたい場合は、以下の対策方法を試してみてください。

午前中に洗濯を終える

一般的に花粉の飛散量は、午前よりも午後の方が多いといわれています。

そのため、洗濯物を外干ししたい場合は朝早い時間帯に干し、午前中のうちに取り込むのがおすすめです。

花粉の飛散量が少ない時間帯に干すことで、洗濯物に付着する花粉の量を減らせます。

花粉の飛散ピークはお昼時と夕方の2回なので、この時間帯は洗濯物を外に干さないように気を付けましょう。

反対に早朝から午前10時までは一日の中でも花粉の飛散量が少ないので、洗濯に適した時間帯といえます。

花粉を払ってから取り込む

外干しした洗濯物をそのまま取り込むと、花粉が室内に入ってきて困りますよね。

洗濯物を取り込んだ途端に、くしゃみや鼻水が止まらなくなるケースもあるでしょう。

花粉の季節に外干しした際は、取り込む前に花粉を手で払って落とすのがポイントです。

花粉は目視で確認できないので、手で払うだけで落とせるのか疑問に感じる方もいるかもしれません。

しかし、手で払うだけで約4~6割の花粉を落とせるといわれています。

簡単にできる対策法なので、ぜひ試してみてください。

柔軟剤を使う

洗濯する際に柔軟剤を使用するのも、花粉を付着しにくくするのに効果的です。

柔軟材には静電気を抑える働きがあります。

そのため、静電気により吸着する花粉を減らすことができます。

外干しするときだけでなく、洗濯した衣服を着用した際も花粉が付きにくくなるのが嬉しいポイント。

また、肌ざわりがよくなるメリットや、洗濯物が乾きやすくなるメリットもあります。

柔軟剤にはさまざまな香りがあるので、好みの香りを選びましょう。

コインランドリーの利用で花粉を付着させずに乾かす

外干しだと花粉がついてしまうし、部屋干しだと場所も取るうえに、ニオイも気になる。

そんな場合は、コインランドリーがおすすめ。

外干しと比べて、洗濯する際にコインランドリーを利用することで、洗濯物に花粉が付くのを抑えることができます。

花粉がついた洗濯物であっても、コインランドリーの乾燥を利用することでフィルターに花粉が吸い込まれていくので花粉が洗濯物につきにくくなります。

コインランドリーでは乾燥機だけの利用もおすすめ

コインランドリーは、乾燥機のみの利用も可能。

布団や枕を外干ししようと思っても、花粉の時期には干すことを迷ってしまいますよね。

そんな場合は、乾燥のみコインランドリーを利用してみましょう。

コインランドリーにある洗濯物は大きなサイズでパワーがある洗濯機・乾燥機が設置されているので、布団などの大物も洗うことが可能。

花粉がつくのを抑えるだけでなく、天日干しより乾く速度が早いため洗濯時間を短縮する効果もあります。

まとめ

コインランドリーの花粉対策について解説してきました。

外干しすると花粉が大量についてしまいますが、コインランドリーを利用することで花粉がつくことを抑えることができるのでおすすめです。

花粉症に悩んでいる方はコインランドリーの利用を検討してみてはいかがでしょうか?