「毎回洗濯はしているけれど、白い衣類のくすみや襟、袖の汚れが気になる」と悩んではいませんか?

衣類の白さは爽やかで清潔な印象をもちますが、くすみや汚れがあると魅力が半減してしまいます。

本記事では、衣類を白く洗濯するコツをご紹介します。

お手入れ次第で衣類は長く着用できるため、ぜひご家庭で試してみてください。

洗濯物を白く洗い上げるコツを紹介!

洗濯物を白くするためには、洗濯のタイミングや水の温度、使用する洗剤の種類にコツがあります。

着脱後は早めに洗濯する

洗濯するタイミングとしては、衣類に付着した汚れが酸化・定着しないうちに、着脱後に早めに洗濯しましょう。

汚れた衣類は、放置するごとにくすみや黄ばみが発生しやすくなるため、着脱後はすぐに洗うことを心がけると洗濯時に汚れが落ちやすくなります。

温水で洗濯する

洗濯する際のお湯の温度によって、使用する洗剤の洗浄力が最大限に発揮されます。

具体的には、40〜60℃の体温よりも高い温水が汚れを落とすのに効果的です。

衣類を温水で洗える機能がついた洗濯機もありますが、そうでない場合はお風呂の残り湯で代用しましょう。残り湯を使う場合はできるだけ入浴後すぐに使用することで温かいお湯の状態で洗濯できるので効果的です。

蛍光増白剤が入った洗剤を使う

白い衣類は元々の繊維の色ではなく、蛍光増白剤によって白さが生み出されています。

洗濯の回数を重ねるごとに蛍光増白剤の効果が薄くなっていくことも、白い衣類がくすんで見える原因です。

洗濯物を白く洗い上げたいときは、蛍光増白剤が入った洗剤を使用するとよいでしょう。

注意したい点としては、色物と一緒に洗濯してしまうと色落ちする可能性があるため、白い衣類とは分けて洗濯しましょう。

白シャツの黄ばみを落とす方法

衣類の黄ばみの原因である、皮脂汚れ。

とくに首筋などは皮脂も多く、襟などに付着した皮脂が酸化すると黄ばんでしまいます。

洗濯しているのに黄ばむ理由は、衣類の繊維の奥深くまで皮脂が到達してしまうと、通常の洗濯洗剤では落としきれないことがあるからです。

これらのしつこい黄ばみ汚れを落とすために効果的な洗濯方法をご紹介します。

弱アルカリ性の洗濯洗剤を使用する

洗剤には酸性・中性・弱アルカリ性の3種類があります。

なかでも弱アルカリ性はpH値が最も高く、皮脂汚れや油汚れに対する洗浄能力も高い特徴があります。

洗濯洗剤を購入する際には、弱アルカリ性と記載されている商品を選ぶと黄ばみ汚れに効果的です。

塩素系の漂白剤を使用する

漂白剤には、2種類あります。

  • 漂白作用の強い「塩素系漂白剤」
  • 塩素系よりも漂白作用の弱い「酸素系漂白剤」

色柄物には、優しく洗える酸素系漂白剤がおすすめです。

一方、白シャツの場合は、洗浄能力の高い塩素系漂白剤を使用すると、頑固な皮脂汚れを一掃できます。

黄ばみが気になってきたときに使用すると、効果を感じやすいでしょう。

部分汚れには弱アルカリ性の固形石鹸がおすすめ

とくに汚れやすい襟や袖部分には、弱アルカリ性の固形石鹸での予洗いがおすすめです。

汚れの気になる部分をぬるま湯に付けたあと、固形石鹸を擦りつけ、揉み洗いをしてから通常通り洗濯をしましょう。

弱アルカリ性の固形石鹸は黄ばみ汚れのほか、泥汚れや食べこぼし汚れにも効果的なため、家庭に1つあると重宝します。

まとめ

洗濯物を白くするためには、着脱後になるべく早く温水で洗濯するのがおすすめです。

蛍光増白剤を使用すると、買ったときのような白さに近づくため、ぜひ試してみてください。

また、できてしまった皮脂による黄ばみには、弱アルカリ性の洗剤や漂白剤の使用が効果的です。

衣類の白さを維持しながら、できてしまった黄ばみにはその都度対処することで、長くきれいを保てるでしょう。