衣服にボタンが付いているときの洗濯方法はご存じですか?ボタン付き衣服は洗い方を間違えると、糸がほつれたりボタンが傷ついたりする原因になります。そこで本記事では、ボタン付き衣服の正しい洗濯方法や、ボタンを割れにくくする対策法をご紹介します。また、チャック付き衣服の洗濯方法も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

ボタン付き衣服の正しい洗濯方法は?

シャツやカーディガンなど、ボタンが付いている衣服は多いですよね。ボタン付き衣服を洗濯するとき、ボタンを閉めて洗濯機に入れていませんか?実は、ボタン付き衣服はボタンを開けて洗濯するのが正しい洗い方です。

ボタンを閉めた状態で洗濯すると、ボタンの糸がほつれてしまう可能性があります。洗濯中にボタンが取れてしまうのを避けるためにも、ボタンは開けた状態で洗濯しましょう。洗濯前にボタンを閉める手間が省けるので、洗濯もよりスムーズになりますよ。

チャック付き衣服の場合は?

中にはパーカーのようにチャックが付いている衣服もあります。チャック付き衣服の場合は、チャックを閉めた状態で洗濯するのが一般的です。チャックは金属製のものが多く、他の衣服に絡まりやすい凹凸のある形をしています。

そのため、開けた状態で洗ってしまうと、一緒に洗った衣服を傷つける恐れがあります。チャックの凹凸部分が他の衣服に当たらないように、上まで閉めた状態で洗濯機に入れましょう。また、チャックがプラスチック製の場合も、同じく閉めた状態で洗うと安心です。

ボタンが洗濯時に割れないようにする対策3選

ボタンの形や素材によっては、洗濯時に割れてしまう危険性もあります。とくに飾りの付いたボタンや、特殊な素材のボタンを洗濯するときは気を付けましょう。ここでは、ボタンが割れないようにする対策法を紹介します。

衣服を裏返す

最も手軽にできるのは、衣類を裏返して洗濯する方法です。衣類を裏返しておけば、ボタンが直接洗濯槽に当たるのを防げます。衣服の布部分が緩衝材の役割を果たしてくれるので、ボタンが割れにくくなります。短時間でできるので、忙しい方や手間をかけたくない方にもおすすめです。

ボタンにアルミホイルを巻く

壊れやすい素材のボタンや薄いボタンは、アルミホイルを巻いて洗濯する方法もあります。これはクリーニング店で用いられている方法で、自宅でも簡単にできるのでぜひ試してみてください。

やり方はアルミホイルをボタンよりも大きめに切り、ボタンを覆うように巻くだけです。アルミホイルでボタンが保護されるので、洗濯槽に当たっても傷ついたり割れたりするのを防げます。ただし、ガラスや陶器でできているボタンはとくに割れやすいので、取り外して洗濯するか手洗いするのがおすすめです。

洗濯ネットに入れる

ボタン付き衣服を洗濯ネットに入れて洗うのも対策法の1つです。洗濯ネットに入れておけば、ボタンが直接洗濯槽にぶつかるのを防げます。洗濯ネットはさまざまなサイズがあるので、衣服の大きさに合わせて選びましょう。ボタンを保護するのはもちろん、摩擦によるダメージから衣服を守る効果もあります。

まとめ

糸のほつれを防ぐために、ボタン付き衣服はボタンを開けて洗濯しましょう。一方でチャック付き衣服は、チャックを閉めて洗うのがおすすめです。ボタンが割れないようにする対策法は、衣類を裏返す方法やアルミホイルをボタンに巻く方法があります。また、洗濯ネットに入れるのも効果的なので、取り入れやすい方法を選んでみてください。